波津先生の番組案内 -映画「猿の惑星」の意味とは?
きょうから3日間の番組案内です。
きょう7日(月)
●午後5時 BSTBS 韓国歴史ドラマ「太王四神記」
※かつてNHKで放送したものの、原語版再放送。もう10数回やってしまいましたが、お勧め。僕もところどころしか見てませんが、定年になったら、通してみたいと思います。高句麗の好太王を主人公とした歴史ロマンですが、日本の場合、このころの記録がほとんどないこともあって、こういう古代時代劇が滅多にありません。そんなことも考えながら見ると、さらに面白いでしょう。
●午後8時 BS朝日 「BBC地球伝説 地中海6つの旅 『石と建築』」
※大半が木で出来ていた日本の建築。一方、欧州南部や中東、インドは、ほとんどが石です。火事の問題を含め、石の建築は、永続性という点では、木の建築をしのぎます。なぜ、日本では石の建築が成立しなかったのか(中国にはたくさんありました)、それが何を意味するかなどを考えながら見ると、とても勉強になると思います。
◎◎午後10時 NHKBSプレミアム 映画「ひまわり」
※1970年制作のイタリア映画。大戦中、イタリア軍兵士として、ドイツ軍とともに、ソ連に送り込まれ戦った男が、捕虜となり、戦後、ソ連で暮らし始めます。しかし、その消息はイタリアには伝わらない。イタリアに残った婚約者は、戦後何年もたってから、彼を探してソ連に出かけます。しかし、彼には、ソ連で新しい妻と子供が・・・。戦争のためにゆがめられる愛の悲劇を描いた歴史的傑作です。テーマ曲も大ヒットしました。是非お勧め。主演はマルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン。いずれも超名優として有名です。
◎午後10時 BSフジ ドラマ「北の国から」
※「ひまわり」とぶつかります。倉本聡脚本の、80年代のこれまた歴史的傑作ドラマといわれる「北の国から」の再放送。これも、かなり放がされてしまいましたが、遅ればせながら、ご案内します。途中からでも充分楽しめると思います。筋はチェックして。
◎午前0時 NHKBS1 「世界を震撼するマネー・ギリシャ財政破 監査に立ちあがる市民たち」
※世界経済に甚大な影響を与えつつあるギリシャの危機。しかし、ギリシャ市民はそれにどう立ち向かおうとしているのか。市民の視点からの貴重な番組です。日本の学生の就職状況の行方にもつながる問題だけに、要注目。
8日(火)
◎午後1時25分 TBS 映画「スターリングラード」
※傑作ですが、背景知識があったほうが、理解しやすいでしょう。
午後7時 BS日テレ 「もう1つの古代ローマ都市 ヘルクラネウム」
午後8時 BSTBS 「昭和のお風呂」
◎午後10時 NHKBSプレミアム 映画「戦場にかける橋」
※戦争映画の傑作。ビルマ(ミャンマー)で日本軍の捕虜となった米英軍将兵は、日本側の過酷な労働強制と暴行に、どう対応するか? 大ヒットしたテーマ曲とともに、永遠の名作の1つです。アメリカ人とイギリス人の気質の違いも、見所です。そして、何より、日本人として、これをどう見るか。
重要なことを1つ。原作はフランス人のピエール・ブールですが、ブールは、東南アジアで、白人支配を崩壊させた日本人を見て、リアルな小説として、この作品を書き、さらに、SFとして、「猿の惑星」を書きました。それが映画化され、日本でも1968年、大ヒットします。今上映中のリメイク版の「ジェネシス」では、全く設定が変えられていると思いますが、ブールはもともと、ほかでもない日本人を、白人文明のものまねをする「猿」として描いたのです。それを知ると、ショックでしょうが、そのことの意味をじっくり考えるのも学びです。僕も、中3の終わりごろ、何も知らずに、「猿の惑星」を封切りで見て、大感動しました。それまでに、これほどの衝撃を受けた映画はなかったのです。その数ヶ月後、あの大傑作「2001年宇宙の旅」を見るまでは。しかし、あのとき、映画で描かれる「猿」が本来は我々日本人のことだった、とは全然知りませんでした・・・
●午前0時 衛星第1テレビ 「ギリシャの悲劇 危機に揺れる村」
9日(水)
●午後1時 NHKBSプレミアム 映画「ダントン」
※ポーランドの鬼才アンジェイ・ワイダ監督の力作ですが、これも、フランス革命の基礎知識がないと、少し難しいかもしれません。
◎午後6時 NHKBSプレミアム 「名曲探偵アマデウス ベートーベン 第9」
午後10時 NHK総合テレビ 「歴史秘話ヒストリア 世界遺産 平泉」
午後10時 NHKBSプレミアム 映画「三銃士」
午前0時 NHKBS1 「世界のドキュメンタリー ウォール街のクラッシュ」




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