3月7日東京で -東日本大震災とメディア 研究発表とシンポジウム

12.02.16 by   カテゴリー : ニュースあれこれ, メディア

 NHK放送文化研究所が3月7日(水)午前10時半から、東京・イイノホールで研究発表とシンポジウム(2012年研究発表とシンポジウム パート1)を行う。以下はウェブサイトからその詳細。

***

 東日本大震災の発生以来、放送文化研究所では「震災とメディア」についてさまざまな角度から調査・研究に取り組んできました。災害報道は放送メディアの根幹をなす使命であるという認識とともに、もっと多くの命を救うために何ができたのか、そして今後、何をすべきなのかという放送人としての思いからです。

今回の「研究発表とシンポジウム」では、「命を守る」という放送の原点について見つめなおすとともに、放送文化研究所ならではの視点から「震災とメディア」について考えていきたいと思います。

会場:イイノホール(千代田区内幸町2-1-1 飯野ビル)

◆ACCESS

・ 東京メトロ 丸の内線・日比谷線・千代田線「 霞ヶ関」駅

C3 出口徒歩1 分

・ 東京メトロ 銀座線「 虎ノ門」駅 9番出口徒歩3分

・ 東京メトロ 有楽町線「 桜田門」駅 4番出口徒歩10分

・ JR 山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線、都営地下鉄浅草線、

ゆりかもめ「 新橋」駅 徒歩10分

・ 都営地下鉄 三田線「 内幸町」駅 A6出口日比谷シティ経由で直結

※ 記載されているプログラムは予定です。変更になる場合があります。

※ 2 月1 日(水)より放送文化研究所HP にて申込受付を開始。http://www.nhk.or.jp/bunken/symposium/index.html

※参加は無料です。先着順で、定員に達したプログラムから募集を締め切ります。

 

プログラムは

 10:30-12:00:

研究発表 :海外のテレビニュース番組は、東日本大震災をどう伝えたのか

未曽有の大災害となった東日本大震災は世界中に衝撃をもって伝えられました。海外のテレビはこの災害をどう報じ、伝えたのか、7か国8放送局の最も視聴されている夜間のテレビニュース番組を対象に分析を行いました。報道内容や番組構成、放送時間量などの分析を通して明らかになった各局の報道姿勢と放送局相互の比較研究の結果について報告します。

報告者

斉藤 正幸 (NHK放送文化研究所 主任研究員)

田中 則広 (NHK放送文化研究所 専任研究員)

研究発表:東日本大震災で日本人はどう変わったか ~全国世論調査の結果から~

家族や隣近所との人間関係、社会とのかかわり方などについて、人々の考えが東日本大震災の前と後でどのように変化したのかを全国調査の結果から報告します。さらに、大地震や津波への不安と防災意識、原子力などの電源エネルギー、電力消費と生活水準との関係に対する考えなどについても報告します。

報告者

政木 みき (NHK放送文化研究所 研究員)

13:20-17:30: 研究発表とシンポジウム

研究発表:巨大津波襲来と警報・メディア ~想定外をどう伝えるか~

東日本大震災では、想定をはるかに超える巨大な地震と津波が起きました。しかし、危機感が的確に共有されずに、すぐに逃げなかった人も多くいました。想定や予測を上回る事態が起きていることを国や自治体、メディアはいつ、どのように認識し、どう伝えたのかを検証しました。検証を踏まえ、想定外の危機はどう伝えられるべきかを考えます。

報告者

福長 秀彦 (NHK放送文化研究所 研究主幹)

シンポジウム:命を救う情報・メディアを考える ~東日本大震災で見えた緊急情報伝達の課題~

未曽有の大災害となった東日本大震災。死者・行方不明者約2万人の多くが津波被害によるものでした。地震の発生から津波到来までの間、NHKをはじめメディアは津波の危険を十分に伝えられたのか。今回の震災を教訓にして、津波到来までの間に、どのような情報を、どういう表現で、どうやって伝えればよいのか。メディアの果たすべき役割は何か。これまでの調査研究を生かしながら、災害時に命を救うための情報伝達とメディアの役割を議論します。

パネリスト:

山田 健太 (専修大学 文学部 人文・ジャーナリズム学科 准教授)

専門は言論法、ジャーナリズム論。日本ペンクラブ理事・言論表現委員長、BPO放送人権委員会委員なども務める。近著に『法とジャーナリズム』、『ジャーナリズムの行方』、『放送法を読みとく』(共編)、『新版 マス・コミュニケーション概論』(共著)など。

矢守 克也 (京都大学 防災研究所 巨大災害研究センター 教授)

専門は社会心理学、防災心理学。京都大学地震予知研究センター阿武山観測所教授を兼任。人と防災未来センター震災資料研究主幹、大規模災害対策研究機構理事などを兼務。主著に、「防災ゲームで学ぶリスク・コミュニケーション」、「増補版〈生活防災〉のすすめ:東日本大震災と日本社会」など。

冷水 仁彦 (NHK 理事)

1976年NHK入局。初任地は松江放送局。報道局社会部、大阪放送局放送センター(報道)などを経て、報道局編集主幹(2005年)、編成局担当局長(2007年)、報道局長(2008年)を歴任し、2011年4月より現職(報道統括)。

パネリストはほかに、民放関係者、自治体防災担当者を予定。

(パート2は4月に開催予定。受付は3月1日から。)

Comments





Get Adobe Flash playerPlugin by wpburn.com wordpress themes