「シャ-マンの国」ロシアとプーチン<下>
11.09.26 by タチヤーナ ・スニトコ カテゴリー : 世界の窓
「プーチンはシャーマンになりたい」という記事には、彼がオカルト現象を操つると書かれています。ロシアの地方のトーテム動物に首輪をつけるというプーチンの「趣味」の儀式に、それが現れているというのです。オカルト現象を行う人たちは、良い魔術師がプーチンのPR活動を指導していると言っています。(http://nr2.com.ua/policy/281689.html
)。
いろいろなトーテム動物を使ってオカルト現象を操ることは、人々・民族・地方に影響を及ぼす助けとなると考えられています。
虎はロシアの極東にあるタイガの主です。プーチンはタイガで、虎に首輪を取りつけました。カスピ海の主はベルーガ(カスピ海の一番大きい魚でチョウザメの一種;ベルーガの卵が有名なキャビア)です。プーチンはカスピ海でベルーガに送信機を取りつけました。ロシアのトーテムは熊です。「プーチンの党」の旗には熊が描いてあります。現在の大統領の名前は「メドヴェージェフ」 (熊)です。
ところで、暴走族の「真夜中の狼」の名前は偶然なのでしょうか?
プーチンとトーテム動物との関係は2000年に始まりました。シェルバートヴ記者が書いたところによると、ネネツ人の詩人で、シャーマンでもあるユーリイ・ウェッラさんは、プーチンに雌のトナカイをプレゼントにしました。トナカイはモスクワに連れて来られることはなく、北極圏の群れの中に留められ、「プレジデーンスカヤ」(「大統領の」)という名前がつけられました。選挙の最中(2000年5月)に、このトナカイは子を生みましたが、そのトナカイの子は狼に噛み殺されました。その時以来、トナカイの子は皆いなくなりました。トナカイの飼い主は「これは凶兆である」と言います。「トナカイの子が病気になることは、そのトナカイの子の持ち主(プーチン)は、何か以前に悪いことをやったのだ」と説明しました。(http://www.ari.ru/doc/?id=2039)
「ソビエト権力とオカルティズム」については、沢山の書籍があります。スターリン時代の国家保安機関にはオカルティズム部門がありました。スターリンのニックネーム「コバ」は、「予言者」を意味します。スターリンは有名な魔術師であり哲学者であり、オカルト主義者であるグルジエフと一緒に神学校で学びました。
ダニイル・アヌヅレーエヴ(Даниил Андреев)は彼の著書「世界のバラ」(Роза мира)の中で、「スターリンは日の出前に『ホッハ』という失神状態になり、悪霊と交信していた。このために、スターリンはソビエト政権の指導者の他の誰よりも、長い年月、権力の座にあった」と書いています。
不思議な偶然からか、2003年12月 23日(スターリンの誕生日)に、ロシア大統領候補者がノミネートされました。ノミネートは、モスクワ国立鋼鉄大学(この大学はロシア語で「スターリ」と称します。「スターリン」はロシア語で「鋼鉄の」を意味する)の会議の場でなされました。
オカルト主義者は、これはプーチンとスターリンの霊魂を結びつける試みであったと言います。人がある人の重要な日(例えば誕生日とか命日)に何かを開始するという行為は、その人の霊魂のリズムと共鳴すると考えられています。例えば、人が「スターリ大学」で何かを始める、または何かの魔術の儀式を行うということは、その行為がスターリンの霊魂により助けられ、支えられるということです。そのような重要な日を開始日とすることは、全ての重要な活動にその霊魂の強い運気が宿ることになるという訳です。
ところで、プーチン首相はスターリ大学を忘れません。2006年、政府は、スターリ大学に大きな補助金を与えました。2008年、プーチンは科学センターを設立する計画について話し合うためにスターリ大学を訪問しました。今年5 月30日と31日には、スターリ大学においてロシアの教師の最大組織(全ロシア教育者協会、加入人員32万人)の会議が開催されました。この会議で、プーチン首相は演説をし、自分が率いる「統一ロシア」の「社会人民戦線」(Общественный
народный фронт)への加入を呼びかけました。
さて、有名な「プーチンが男の子にキスしたこと」についても何かオカルト的な説明はないでしょうか。
2006年6月28日、プーチンはクレムリンを歩いていました。見学に来ていた小学生を見かけて、その中の一人の男の子に名前を聞き、シャツをあげてキスをしました。周囲にいた人たちは、非常に驚きました。常識ではこの行動を理解することは不可能です。この出来事から、「プーチンは子供を食う」というジョーク、同様のタイトルの歌、ナボコフの小説「ロリータ」のパロディー等ができました。
プーチンのキスシーンはYoutube で見ることができます:
http://www.youtube.com/watch?v=hkwFzEAWnQ4;
「プーチンは子供を食う」歌: http://www.youtube.com/watch?v=EXHKH_ZxFBA)
ロシアの大統領の選挙は来年3月 4日に実施されることが決定されました。3月 5日に(スターリンの命日)には、新大統領の名前が発表されることになります。
「頭ではロシアのことは分からぬ」は有名なロシアの詩人チュッチェフの言葉です。
1900年6月12日にレオ・トルストイは日記にこう書きました。「私は支配者が完全な気狂いであると信じている。彼らは常に、正常な人たちが達することができないゴールに達する。何故ならば、彼らには道徳心による自制もなく、恥もなく、真実も関係なく、良心もなく、ましてや恐れを感じることもないからである」。(本原稿はロシアの新聞雑誌に掲載されているので、著者はここでは自己の意見を述べているわけではありません。)(日刊ベリタより)





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