アマゾンのキンドル・ディレクト・パブリッシングの話 その2

間があいてしまったが、先月中旬に開催された、ロンドン・ブック・フェアーで聞いた、アマゾン・キンドルでの電子書籍・自己出版の話を続けたい。

16日に開かれた、「キンドル・ディレクト・パブリッシング(KDP)」についてのセミナーに出てみた。以前から、アマゾンでの電子書籍の自己出版について、大いなる興味と期待を抱いてきた。

新聞記事などではよい話ばかりなのだが、このセミナーに出てみて、がっかりはしなかったが、更なる疑問がどんどん出てきてしまった。

まず、説明に立ったのは、KDP部門のアティフ・ラフィク氏である。この部門の担当者で、普段は米国勤務だ。

ラフィク氏の説明によると、KDPでは複数の言語(英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語など)で出版できる。そして、キンドルでの出版とは、PC,タブレット、そしてキンドルなど、様々な端末で読める形になる。

作り方はとても簡単で、まず原稿を先に作っておく必要があるが、その後、原稿をKDPの画面からアップロードし、価格など細かい点を決めて、「出版する」を選択するだけだ。これで、「早ければ、24時間後には商品として出る」そうだ。

この「早ければ、24時間で」という言葉は衝撃的だったが、なんだかドキリともした。つまり、「早すぎはしないか?」と。通常、新聞や雑誌用に原稿を出してさえ、これをフォーマットに入れて、ゲラを作るまでには少々時間がかかる。ある意味、かかって当然でもあるだろう。「24時間」とは、つまるところ、(ほぼ)ノーチェックということでないか?

ラフィク氏によれば、出版後は、何部売れているのかを自分で確認できるという。ここが既存の出版社とは違うところだ。

作者の印税分だが、価格によっても変わるのだが、英国では最大で70%だという(普通の本だと、通常の印税は10%前後といわれている)。KDPでは、一定の金額以下の価格だと、印税は35%になる。

価格は後で変えられるそうで、例えば発売直後はキャンペーンとして非常に安くするというのも手だそうである。

KDPでベストセラーになった作家もすでにいる。前回、照会したケリー・ウィルキンソン氏もその一人だ。

会場には昨年11月、「オンリー・イノセント」という犯罪小説をKDPで出した、レイチェル・アボットさん(右上、写真・著者ページより)が姿を見せた。以下は一問一答の抜粋である。

―何故KDPで出したのか?

アボット:本をいつかは書きたいと思っていたのだが、仕事があって書く時間がなかった。しかし、4年前に引退し、時間ができたので、楽しみとして書いた。いろいろな人に読んでもらうと、面白いというフィードバックが返ってきた。

いくつかの出版社にも送ってみたのだが、「面白い」「よい作品だ」とは言ってくれたが、最終的には「うちには合わない」と言われた。作家の面倒を見る、エージェントにも登録したが、よい話にはならなかった。去年の秋から、英国でもKDPができると聞いて、やってみようと思った。

―ベストセラーをどうやって達成したのか?

最初は1日に数冊売れただけだったが、まず、ビジネスプランを作った。どうやって売ろうか、と。前にコミュニケーション関係の会社に勤めていた。3週間をかけて、マーケティング計画を立てた。実際には、ソーシャルメディアを多用した。例えば、ツイッター。作家のツイッターをフォローする人を自分もフォローした。週に7日、1日に12時間、マーケティングに専念した。今年2月、ナンバーワンのセラーになった。

ー価格付けは?

最初は1・99ポンドで、それから1月半ばごろ、特別キャンペーンとして99ペンスで売った。

―ツイッターを使ったやり方で効果的な方法は何か?

ほかの作家のツイッターを研究し、フォローされたら、必ずこちらもフォローした。また、一人ひとりに話しかけたり、興味深いツイートを心がけた。本の一部の内容を引用することも、意識的に行った。また、いつツイートが出るかにも気を使った。例えば、300のツイートが、3時間ごとに出るように、と。作家が読者と関係性を持つことが重要だと思う。

***

会場からアマゾン側に出た質問を2つ、紹介する。一つは私の質問だ。

―先ほど、「早ければ24時間で出る」など、早さを強調していることが気になった。これだけ早いとすると、アマゾンのほうでは、中身についてのチェックがまったくなし、そのまま出るということを意味はしないだろうか?だとすると、キンドルで販売する、書籍の質の維持はどうやっているのだろうか?

ラフィク氏:うーん・・・これはよい質問ですね・・・。アマゾンでは、問題があるようなものがないかどうか(私の推測だが、ポルノグラフィックなものや人の中傷などだろうか?)に目を通している。(=あまりストレートな答えにはならなかった感じがした。)

もう1つは、「ベストセラーの話が紹介されたが、すべてがたくさん売れるわけではないのでは?KDPでは、平均どれぐらい売れるのか?」

ラフィク氏は、「アマゾンではそういう情報を共有しないことにしている」と述べるにとどまった。

セッションが終わって、どことなく気になったことが1つ、2つ。前回もそう思ったのだが、

*KDPを使って、初めて本を出す人の本の価格が、いやに低すぎないか?(コーヒー一杯も飲めない価格にする必要があるのだろうか?)モノにもよるだろうが、時間をかけて作った本の場合、どんなに安くても、日本で言えば500-1000円ぐらいにはなってもいいと思う。ただ、「本とは何か?」の考え方が、ここに来て変わっている可能性もある。つまり、画像が入って、せいぜい20分ぐらいで読み切れてしまうものが主流になる「かも」しれないのだ。

*様々な質の本が出ることになるが、もちろん、つまらない本は売れないからいいのだ・・・という説明はできるものの、「本が出しやすい」ということは、つまりは「小売店はノーチェックで本を出す」ということにもつながる。「間に入る出版社=編集者がいなくなった、よかったな、めんどくさくなくて」・・・などと言って、喜んでばかりでいいのかなあと。小売側の責任はないのだろうか?質、水準、もろもろの責任は、一切合財(基本的には)、作家に帰することになる状況は、いいのか、悪いのか?

*このブログもそうだが、今は誰でも情報の発信者になった。文章が外に出るとき、書き手以外のほかの人の手が介在しないのが普通になってきた。フェイスブックもツイッターも、まさにそうだ。私たちはもう、こういう状況になれているのだーしかし、本もそれでいいのかな、と。

*出した後で、実はほとんど売れていなかったりする人のケースも、レポートされてしかるべきじゃないだろうか?そのほうが、KDPで出す本の質があがると思うのだが。

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などなど考えると、どことなく、心に秋風が少し吹いた、ロンドンの夕刻であった。(ブログ「英国メディア・ウオッチ」より)

語り継ぐ責務~朝日阪神支局事件から25年

5月3日は憲法記念日であるとともに、1987年に兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局が散弾銃を持った男に襲撃され、記者2人が殺傷された事件が起きた日です。ことしで25年。昨年に続き支局を訪ねて記帳、小尻知博記者(当時29歳)の遺影に焼香させていただき、支局3階の事件の資料室も見学してきました。「憲法記念日ペンを折られし息子の忌」。資料室の壁にかけられている小尻記者のお母様の句を1年ぶりに見て、小尻記者と同世代の記者の一人として、この事件を風化させず後続の世代へ語り継いでいくことは、わたしたちの世代の責務であるとあらためて胸に刻みました。

今年は、資料室でパンフレットをいただきました。表紙は銃の散弾でつぶれたボールペンです。撃たれて重傷を負った犬飼兵衛記者が胸に差していたものです。資料室にはこのボールペンをはじめ、小尻さんらが座っていたソファー、体内の散弾を写し出したエックス線写真など、凶行を今に伝える数々の品が置かれています。若い記者、記者を志す若い人たちには、所属組織・企業の違いを越えてぜひ見てほしい資料です。同時に、若い記者を育てる立場の世代、さらにはその上の立場の人たちにも。

事件発生当時、わたしは記者になって5年目の26歳で、初任地の青森での勤務を終え埼玉・浦和の支局に転勤して1カ月でした。自分が選び取った記者という仕事は、本当に命がけであることを迫られるのかと、身震いするような気持ちになりました。その気持ちは今も変わりません。わたしにとって5月3日は、憲法記念日として「表現の自由」の尊さに思いをはせる日であるのと同時に、朝日新聞阪神支局事件という言論テロを決して忘れてはならないと思い起こし、そして自らの覚悟を確かめる日にもなっています。新聞の仕事に携わる多くの人が、同じ思いだと思います。

※事件への思いは、初めて支局を訪ねた昨年のエントリーに書いています。参照いただければ幸いです。

「『憲法記念日ペンを折られし息子の忌』~朝日阪神支局事件から24年」=2011年5月4日

http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20110504/1304439961

事件から25年がたち、社会の情報流通のありようも大きく変わりました。インターネットの普及によってだれもが情報発信できるようになり、新聞を含めてマスメディアの取材も可視化されるようになって、しばしば「マスコミ」は「マスゴミ」と呼ばれています。分野ごとに、その道の専門家がマスメディアを介することなく専門的な知見を社会に発信し、多くの人たちがそうした情報に接して自ら判断するようになりました。マスメディアの自信は揺らいでいるように思えますし、社会の中での役割も根本的に問われていると感じています。

ただ、組織ジャーナリズムの蓄積を持っているマスメディアだからこそできることも少なくないはずです。その一つは、社会に表現の自由が保たれている状況を守ることです。守るべきは、マスメディア自身の表現の自由に限りません。こと表現の自由に関する限り、体を張ってでも守り抜くのは、本来はマスメディアの組織ジャーナリズムの責務であると言ってもいいと思います。そのことを、憲法記念日である5月3日に起きた阪神支局襲撃事件は今に問うているのだと、わたしは受け止めています。

来年も、大阪でこのマスメディアの仕事を続けている限りは、やはり5月3日は朝日新聞阪神支局を訪ねようと思います。

※追記(2012年5月4日午前11時30分)

資料室の見学は、催し以外の時は阪神支局に予約が必要とのことです。

(ブログ「ニュースワーカー2」より)

 

サイエンス・アラート  -オーストラリア、コアラ分布リストを作成、一部地域で絶滅の恐れのある生物種に登録

オーストラリアの環境大臣トニー・バークはコアラの分布リストを作り、クイーズランド州、ニュー・サウス・ウェールズ州とオーストラリア首都特別地域でコアラを絶滅の恐れのある生物種のリストに登録すると4月30日に発表いたしました。

発表についてオーストラリアの専門家のコメントをお送りします。

◆クリス・ジョンソン教授  オーストラリア・タスマニア大学 自然保護と動物学科

「コアラの分布リストを作る試みは、これまであまりありませんでしたが、賢明なことだと思います。コアラが直面している問題は、地域によって非常に異なります。(オーストラリアの)南部では、コアラの数が増えすぎていて生息地に被害を与えています。北部ではコアラの数は様々な理由で減少しています。それらの理由の中には明らかになっているものもあります。例えばクイーンズランド州の南東地域ではコアラが自動車や犬に脅かされていることがよく知られています。他の理由に関してはあまりよくわかっていません。可能性として、大気中のCO2の上昇が、コアラが食べるユーカリの葉の、栄養の質に影響を与えていることが強く疑われますが、どこまで数の減少に繋がっているのかはわかっていません。

現在、北部と南部の集団は基本的に別々に生息しています。ニュー・サウス・ウェールズ州の南部ではコアラの数が非常に少なく、両集団の遺伝子流動性はほとんどありません。北部と南部のコアラ集団を違う種ととらえ、我々はそれぞれの集団のニーズを考える必要があります。したがって、別々のリストを作り、北部の集団を『危急種』と登録するのは合理的な評価だと思います。」

◆グレッグ・バクスター博士 オーストラリア・クイーンズランド大学 地理計画と環境管理学科 野生生物管理 講師

「大臣の発表を歓迎します。1990年代からクイーンズランド州とニュー・サウス・ウェールズ州のコアラの数が大きく減少していることと、一方でビクトリア州と南オーストラリア州では数が増えすぎていることについては十分な証拠があります。国内のコアラを管理ユニットに分割し、それぞれの集団が違うと示したのは賢明で価値ある成果だと思います。クイーンズランド州とニュー・サウス・ウェールズ州のコアラには絶滅の危機があると評価することで、コアラには未来が開けると思います。」

(科学を伝えるひとをサポートする」ことを目的とした組織、一般社団法人サイエンス・メディア・センター(SMC) http://smc-japan.org/ が発行する「サイエンス・アラート」の転載です。)

Tel: 03-3202-2514 Fax: 03-3202-2497  E-mail: smc@smc-japan.org

 

 

 

英衛星放送BスカイBの将来はどうなる? ー下院委員会から攻撃を受けるマードック親子

12.05.02 by   カテゴリー: ニュースあれこれ, 世界の窓

英下院の委員会が、日曜大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドでの電話盗聴事件に関する報告書を、1日、発表した。これが米ニューズ社の最高経営責任者兼会長ルパート・マードック氏を強く批判しており、今、英国ではトップニュースになっている。

ロイターの記事: ニューズ・マードック氏、トップに不適切=英議会 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE84000820120501

(引用)

英議会の委員会は1日、廃刊した英日曜大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」の盗聴事件をめぐる報告書を公表した。その中で、米メディア大手ニューズ・コーポレーション(のルパート・マードック会長兼最高経営責任者(CEO)は、盗聴事件を招く企業体質を作り出した責任があるとし、同社を率いるにはふさわしくないと批判した。

また、マードック氏と、同氏の次男でワールド紙の発行元だったニューズ・インターナショナルの会長を務めるジェームズ・マードック氏に問題の責任があるとの見解を示した。

報告書は「ニューズ・インターナショナルおよび親会社のニューズ・コーポレーションは、問題を『見て見ぬふり』しており、ルパート・マードック氏やジェームズ・マードック氏ら幹部には最終的な責任がある」と指摘。「不正行為を暴き実行者を罰するのではなく、手遅れになるまで隠蔽しようというのが首尾一貫した彼らの動機だった」とした。

その上で「ルパート・マードック氏は国際的な大企業の経営者として適任ではない」と断じた。(引用終わり)

米メディア大手ニューズ社は、英国でも大きな存在感を持つ。

まず、子会社ニューズ・インターナショナル社が、大衆紙サン、高級紙タイムズとその日曜版サンデー・タイムズを発行しているので、英国の新聞市場の30%ほどを牛耳っている。昨年7月に廃刊となった、日曜大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドを入れると、40%を超えるほどだった。

放送界でもその存在は大きい。英国の放送業といえばBBCだけれど、これは「公共サービス放送」の部類に入る。英衛星放送局BスカイBは、有料テレビ市場では、圧倒的なナンバーワンである。そして、ニューズ社はこのBスカイBの株39%を所有している。

こんなニューズ社のトップといえば、世界のメディア王といわれるルパート・マードック氏(81歳)である。もともとオーストラリアの出身(現在は米国籍)で、英国でビジネスを開始したのは1960年代末。ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙やサン紙の売り上げを大きく伸ばし、1980年代前半にはタイムズ、サンデー・タイムズも手に入れた。特にサッチャー政権(1979-1990年)と親しかったといわれている。

その「親しさ」の1つの具体例が、衛星放送BスカイBを買収できたことだ。すでに新聞紙を複数所有していたマードック氏は、通常だったら、放送局を手に入れることは難しいと思われた。独占禁止委員会などが案件を照会し、「駄目」となるはずだ、と。ところが、サッチャー氏の影の応援(といわれている)で、独占禁止委員会には照会されずじまい。マードック氏は、英国で放送局を持つことに成功した。

父親が新聞王だったマードック氏にとって、新聞業は非常に愛着のあるビジネスだが、デジタル・エイジとなった現在、新聞を売ってもあまりお金はもうからなくなった。ニューズ社全体の収入構成を見ると、お金を稼いでいるのは、新聞だったら大衆紙、そして、将来さらに大きくなることが予想されるのが、テレビ(フォックス・ニュース、BスカイB)や映画(20世紀フォックス)の映像・デジタル関連業務である。

そこで、ニューズ社が最もほしいものの1つが、BスカイBの残りの約61%の株、つまりは完全子会社化だ。

しかし、その試みは、今のところ、不調に終わっている。

大きな打撃となったのが、昨年再燃した、ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙での電話盗聴事件である。この件については何度も書いているので、最後に過去記事のアドレスを貼っておくようにするが、昨年7月上旬時点で、盗聴が失踪した少女の留守電にまで及んでいたことが発覚して、国民の大きな怒りを買ってしまった。そこで、「パニックとなった」(と、自分でも認めている)マードック氏は、ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙を廃刊にしてしまったのである。

このとき、BスカイBの完全子会社化も断念せざるを得なくなった。これまで政界と親しい関係を保ってきたマードック氏に対する、ほかの政治家からの不満などが一挙に噴出し、「反ニューズ社、反マードック」感情が非常に大きく渦巻いてしまった。そこで、ニューズ社経営陣は「これでは、買収のための交渉はうまく行かない」と判断し、買収断念となったのである。

その後、紆余曲折があったが、現在は、放送・通信業務の監督団体「オフコム」が、果たして、ニューズ社が「放送免許を持つに足る、適切な企業かどうか」を調査中である。期限がない調査なので、いつオフコムが結論を出すかは分からない。しかし、「適切な企業ではない」と、もしオフコムが判断した場合、BスカイBの39%の株も、手放さざるを得なくなる「かも」しれないのだ。

といっても、まだまだどうなるかは分からないのだけれども、ニューズ社の英国での評判は下り坂の一途をたどっている。

評判の下落にいっそうの拍車をかけたのが、1日に発表された、下院の文化・メディア・スポーツ委員会よる報告書だった。委員会は、この報告書の中で、マードック氏は「国際的な企業を統括するに適切な人物ではない」と言い切ってしまっている。

「そこまで言う必要はないのではないか?」と思った委員(議員たち)もいて、この表現を入れるか入れないかでもめたようである。このため、報告書はこの点については全員一致とはならなかった。そして、「報告書は政治色が強すぎた」と批判する人も出ている。

盗聴事件が明るみに出たのは2006年ごろ。同紙の記者と私立探偵が有罪になったのが2007年。

委員会は、過去数年にわたって、新聞界の水準やプライバシー問題について調査を行ってきた。ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙での電話盗聴事件もこの範ちゅうに入り、ニューズ・オブ・ザ・ワールドの編集長、発行会社ニューズ・インターナショナルの弁護士や経営幹部などを召喚し、「一体、何が起きたのか?」、「組織ぐるみだったのか」などを公聴会の場で聞いてきた。

発行元は、長い間、「たった一人の記者が関与していただけ」という線で通してきたが、それがどうも嘘であることが、ほかの委員会の調べやガーディアン紙の調査報道で判明してきた。2009年に召喚された弁護士や経営幹部らが「記憶にない」という表現を繰り返すので、委員会は、「まるで集団健忘症にかかったかのようだった」と、2010年発表の報告書で批判したほどである。

そして、1日の報告書では、こうした経営トップや弁護士の対応が非常に厳しく批判された。「嘘を言った」とまでは言わなかったものの、「委員会を欺いた」、と書いた。

委員会の公聴会では、召喚された人は証言の前に宣誓をする必要はないが、真実を語ることが期待されている、と報告書は書く。これを軽んじて、「誤解を与えるような」証言を(故意に)するとは何事か、という怒りが伝わってくる。

今回の報告書の発表で、マードック氏批判やニューズ社の将来を憂う声が出たが、最終的にニューズ社の将来は株主が決めるので、株主が怒らない限り、あまり変わらないかもしれない。

それよりも、ニューズ社の手からBスカイBが消えるのかどうか、これが結構注目だと思う。ニューズ社は完全子会社化は一旦はあきらめたものの、近い将来、再度買収を試みようと思っているはずだ。

英国内でどうやってニューズ社の経営陣のイメージを刷新し、放送免許を持つに足る企業であることを証明したらいいのだろうー?あまり善後策が見つからない感じで、時が過ぎるのを待つぐらいしか、ないかもしれない。果たして、経営陣の首切り策に走るのかどうかー?

政治的には、キャメロン首相の政治生命も懸念だ。キャメロン氏はニューズ社経営陣や傘下の新聞の編集長などと私的つきあいがあり、マードック氏への逆風は、同氏への逆風となってしまうからだ。

一連の調査を通じて、いかに政界、メディア界(=マードック勢力)、警察などがくっついていたか、これが次々と暴露される毎日である。(ブログ「英国メディア・ウオッチ」より)

***

関連記事:

マードック傘下の老舗の英日曜紙が廃刊 〜深刻化した電話盗聴事件でBスカイBの買収も暗雲に? http://blogos.com/article/23719/

マードック帝国の激震 ④ -盗聴事件を通して見える、パワーエリートたちの傲慢さ http://blogos.com/article/5180/

経営に更なる透明性の求めも 英紙廃刊とマードック帝国のほころび(下) http://ukmedia.exblog.jp/17018842/

ヤフー・トピックス 英紙の盗聴問題 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/uk_media_phone_hacking/

お勧め番組案内 ー2日午後10時 BSTBS 映画「勇者たちの戦場」(アメリカ 2006)ほか

是非見てほしい映画が1つありました。

◎◎2日午後10時 BSTBS 映画「勇者たちの戦場」(アメリカ 2006)

※ブッシュが2003年に始めたイラク戦争の惨劇をテーマにした映画は、ハリウッドも次々に作っています。その多くが、この戦争に道理があるのかを問うもので、「イラク戦争と映画」というテーマで、本が1冊書けるほど(いや、もう書かれているか)ですが、きょう放送の映画も、見るに値すると思います。

2008年日本公開時に作られた公式サイトが生きているので、興味があれば、以下のURLへ。  http://www.nikkatsu.com/yusha/

次の文は、GOO映画のサイトからコピーした解説です。

「イラク症候群」という言葉がある。イラクから戻った元兵士たちが日常生活に馴染めず、精神的な病に陥る事だ。異常な緊張状態が続く戦場と平和な日常のギャップからくる喪失感。本作はイラク帰還兵に広くリサーチを行い、実際に元兵士たちが体験したエピソードを織り込んだ群像劇だ。イラク戦争の善悪ではなく、戦場へ行けば兵士たちは心の傷を抱える事になるのだ。イラクでの戦闘シーンは迫力十分で、その分、帰国後の平和に馴染めない兵士たちの姿が浮かび上がる。『ロッキー』シリーズの名プロデューサーであり、『真実の瞬間(とき)』『五線譜のラブレター』などで監督も務めるI・ウィンクラーが、監督・製作・原案の三役をこなしている。

次に、「あらすじ」を。一部省略しましたが。

アメリカ占領下のイラク。米軍前線基地デルタの軍医ウィル・マーシュはアメリカへの帰還が近いことを知らされる。ウィルと同じワシントン州スポケーン出身のトミー・イエーツ、その親友ジョーダンとジャマール、そして女性兵士ヴァネッサといった若い州兵たちも帰国の日を心待ちにしていた。

彼らが最後の任務に就いたその日、武装勢力が急襲。ヴァネッサは路上の爆弾で重症を負い、ジャマールは暗がりにいた民間人の女性に発砲してしまう。そして、逃走する敵を追いかけていたジョーダンはトミーの眼前で狙撃される…。間もなくウィル、トミー、ジャマールは帰郷、ジョーダンの葬儀に参列する。ウィルは医師として病院に勤務することになるが、戦地での忌まわしい記憶が時折甦る。トミーはジョーダンの恋人サラに会い、ふたりは深い悲しみに暮れる。故郷での生活に順応できないトミーは、集団カウンセリングに通うようになり、そこでジャマールと再会する。彼もまた民間人を射殺したという事実が心的外傷となっていた。そんな中、治療を終えたヴァネッサが帰還、幼い息子が彼女を迎える。高校教師に復職したものの、右手を失い義手を着けて生活することはヴァネッサにとって辛い日々であった。

ウィルはイラク戦争反対の意思を示す息子と口論になり、そんな彼に妻も不満をぶつける。家族間のすれ違いが日々大きくなる中、ウィルはアルコールに依存するようになる。一方、精神状態が極限に達したジャマールは拳銃を手に、恋人が勤めるカフェに立てこもる。そこへトミーが姿を現し、ジャマールの説得にあたるが……。

邦題の「勇者たちの戦場」って、変だと思いませんか。これは、戦争アクション映画ではありません。原題は全然意味が違うのですが・・日本の映画配給会社って、いつもこうです。

イラク戦争について、我々が忘れてならないことは、以下の3つです。とくに、③に注意してほしいと思います。我々は、イラク戦争の傍観者ではなく、当事者だということです。参戦国日本で、イラク戦争の現実をえぐる映画を見る、というとき、それなりの緊張感があってもいいでしょう。そういうコメントはあまり読んだことがありませんが・・。

①ブッシュは、戦争開始にあたって、「イラクは大量破壊兵器(核兵器、毒ガス兵器など)を所有し、それをアメリカ攻撃に使おうとしている」だから「やられる前にやるのだ」という先制攻撃の論理を使った。しかし、フランス、ドイツ、ロシア、中国など大半の国は、イラクが核兵器などを持っているという説を信用せず、確認したいなら、査察を続けるべきだ、として戦争に反対していた。しかも、国連憲章は、先制攻撃を認めておらず、一方的開戦は国際法違反。ブッシュは、国際社会を説得できないことがわかって、当初考えていた「国連安保理での承認」をあきらめて、安保理に提案もせず、一方的攻撃に踏み切った。

②イラクに侵攻した米軍は、必死に大量破壊兵器を探したが、ついに1つも見つからず、翌年までに、ブッシュ自身が公式に「イラクには大量破壊兵器はなかった」と認めた。つまり、イラク戦争は、いかなる意味でも正当化される要素のない、違法な戦争であったことが、ブッシュ自身によって確認されてしまった。「そうはいっても、サダム・フセインの独裁政権を打倒したことはよかった」という見方はあり、ブッシュもそこに正当性の根拠を見出そうとしている。この要素は100%否定することもできない面を持っており、事態はそれほど単純ではない。しかし、戦争によって生じた、イラク人15万人、アメリカ兵など5000人の死が、このことで正当化されると考える人は、いまや、アメリカ人でさえ少数派である。

③このイラク戦争を、小泉政権は無条件に支持し、自衛隊のべ数千人を派遣した。日本国内では、陸上自衛隊のサマワでの「学校再建」事業などがメディアで流され、日本人の多くは、「自衛隊(日本軍)は、イラクには行ったが、戦闘のない地域で、平和再建に協力した」という印象を持たされている。しかし、イラクでの自衛隊の主要な活動は、航空自衛隊による、米軍の兵士と兵器を、クウェートからバグダッドなどの戦場に空輸することでした。つまり、米英軍の戦闘任務と完全に一体化していたのです。しかし、これは政府もほとんど公表せず、大手メディアもほぼ無視しました。このことを全く知らない日本人が今でも過半数です。

「自国が戦争していた」ことを国民の多くが「知らない」という国は、ほかにないでしょう。北朝鮮は数年前の「人工衛星の打ち上げ」に(今回同様)失敗しました。しかし、国民の多くが、あのとき「北朝鮮は衛星打ち上げに成功した」と信じている国が1つだけあります。北朝鮮です。当の北朝鮮の国民だけは、政府の発表を信じて、あの時衛星を打ち上げた、と思っている。いまも衛星は軌道を回っている、と思っているのではないでしょうか。もともと軌道に達する前に落下したのに。

その意味で、日本人は、世界で最も北朝鮮に近い状態にいます。3・11の原発事故でも、世界で日本人だけが当時、「おそらくメルトダウンがおきており、東日本全体が壊滅する可能性がある」ことを、知りませんでした。フランス政府が、関東のフランス人を避難させるためエールフランスのチャーター便を飛ばし、ドイツやオーストリアが大使館機能を東京から大阪に移し、日本企業の中国人職員が続々休暇をとって本国に避難しているとき、日本人だけが「外国人って、心配性なんだね」と、怪訝な顔をしていました。政府もメディアも「安全デマ」を流し続けたからです。

イラク戦争でも、日本人は「日本が参戦した」ことを知らない・・・。

僕は中2以来、SFを読んできましたが、今の日本は、もはや現実に存在する国家とは思えません。これは、SF小説に登場する、「未来の暗黒国家」そのものでしょう。

そういう視点で、見ると、この映画のインパクトは、3倍くらいになるでしょう。

●午後11時 NHK教育テレビ(Eテレ) 「100分de 名著 新シリーズ カフカ『変身』」

※これもお勧め。70年代まで、学生にとって読書の定番は、外国文学では、カフカとドストエフスキー、日本作家では、安部公房と大江健三郎、(人によっては高橋和美だったり、倉橋由美子だったり)でしたが、今では、だれも読みません。おじさんには、信じられないのです。大部分の大学生がカフカを読まないまま卒業してしまう、ということが・・・とほほ。これを見て、作品を読む気になってください。

3日(木)

午前10時 NHK総合テレビ 「憲法記念日特集 震災と憲法 危機管理のあり方を問う」

●午後1時 NHKBSプレミアム 映画「クイール」

午後6時10分 NHK総合テレビ 「名古屋 漫画家喫茶物語」

午後7時半 NHK総合テレビ 「コロッケぱらだいす ごきげん歌謡笑劇団」

※なぜコロッケか、と聞かれると、答えにくいです・・・これについては、単純に・・・僕は昔から物まねが大好きで、とくにコロッケの大ファンであるという、個人的好み以外、何もありません。すみません。

午後8時 NHKBSプレミアム 「BS歴史館 大日本帝国憲法はこうして誕生した」

※歴史感覚が全くなくて困る、という人は、見て損はないかも知れません。しかし、たぶん、近代憲法とは何かを踏まえて、明治憲法をまっとうに論じる番組ではないでしょうから、とくにお勧めもしません。

そもそも、戦後の民主憲法が公布された記念日に、国民主権を否定し、天皇制絶対主義を制度化した旧憲法をわざわざ取り上げるという、NHKBSの姿勢が意味不明です。旧憲法と現憲法の決定的相違は、要するに、ダグラス・ラミス元津田塾大学教授のの著書の題名そのまま、「憲法は国家に対する国民の命令である」という近代憲法の意味を踏まえれば、おのずから明らかでしょう。

午後10時 NHK総合テレビ 琉球王国ドラマ「テンペスト③」

◎午後11時 NHK教育テレビ(Eテレ) 仕事学のすすめ 「新シリーズ 姜尚中 人生哲学的仕事論①徹底して悩みぬけ」

※在日韓国人であり、現代で最も著名な政治学者の1人である姜尚中の「悩む哲学」を。一般に、その社会の矛盾は、少数派が最も鋭く感じ取ることができます。ユダヤ人が、世界の知性の代表のような民族集団になった背景には、彼らがどこにいても、その社会の主流から離れた場所に存在せざるを得ず、だからこそ、主流社会の問題が実によく見えたという要素があると、言えるかもしれません。その意味でも、日本では、多数派の日系日本人より、少数民族系日本人や在日韓国・朝鮮人を含む在日外国人のほうが、この社会の矛盾に気づくには、「有利」な位置にあるといえるのではないか。もちろんそれは、ユダヤ人もそうであるように、少数派は国家権力の抑圧や差別の対象とされることが多い、という犠牲と引き換えですが。

(大妻女子大・波津博明先生のメールから)

 

「目指すは、アメリカ人初の芥川賞受賞!」  ny1page.com

(米ニューヨークで、音楽・映画・アート・ダンス・演劇などのさまざまな分野で活躍する日本人を紹介する情報サイト、ny1page.com  http://ny1page.com/default.aspxの記事を転載しています。今回は、しゃけさんが大分県でALT(外国語指導助手)をしながら日本語で小説を書いている、オドネル・ケビンKevin O’Donnellさんにインタビュー。)

しゃけ:  日本に興味を持ったきっかけを教えてください。

ケビンさん:  生まれたのはカリフォルニア州、育ちはアメリカの雨首都であるシアトルです。  ここにも書いてあるのですがhttp://www.dogentricks.com/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E7%B4%B9%E4%BB%8B/、 日本に興味を持ったのは13歳のとき、ソフトボールというバンドに出会ってからです。

日本語の響きが大好きなのだと思います。意味が分からなくても聴いていて気持ちいいです。

たぶん、意味が分からないからこそ、想像に任せることが出来て、こういう意味なのかなという膨らんだ想像によって、より美しく聞こえると思います。

日本語がわかるようになって、想像と本当の歌詞が重なりあったときに大きく感動します。

13歳の時は本とテープを買い、毎日布団に入ってから眠気に襲われるまでヘッドフォンをかけて勉強していました。

日本の音楽を聴きながら歌詞を読もうとしたこともたくさんありました。ほとんどは読めませんでしたが。(笑)

僕が日本の音楽に出会った頃ニキビがひどくて、毎日ヘッドギアという、歯だけではなく頭全体につける矯正器具を着けていました。

それほどいじめられた訳じゃないけれど、自信というものを全く知りませんでした。それで悲しかったです。

でも、日本の音楽に出会うことによって、想像が膨らんでいき、自由になったんです。日本はこういうところなのかな、と。日本できっとこういうことをするのだろう、と。

こんな風に、「なりたい自分になり、それまでの自分を知っている人が一人もいないところに行く」という空想に毎日耽りました。

これは日本の音楽が僕にくださった「光」だったのです。

学校の勉強が忙しくなったため日本語の勉強は一時休憩し、大学二年生の時にまた一年間基礎勉強。

大学三年生の間は交換留学生になりました。

初来日は2006年の真夏。シアトルと打って変わっての蒸し暑さに大変驚きました。

動物園の熱帯雨林ゾーン以外の所であのような空気が存在するとは、少し感動しました。

自信を持って日本を話せるようになるのに7、8ヶ月間はかかったと思います。

大学を卒業し社会人として日本に戻ったら、二年間で日本語能力試験一級に受かりました。

とはいえ、まだ分からない単語が多々ありますし、こういうメールを書く時にでも、常に「この文法、合っているかな?この文、可笑しくないのかな?」と考えています。作品を書く時には「文章モード」に入り、文法などを殆ど考えずに書いています。

しゃけ:「雑文集」と「マヨネーズ」を読ませていただきました。面白かったです。

ケビンさん: 実は、大学四年生の時まで、僕は読書がかなり嫌いだったのです。

何故かというと、読書イコール古典・・・フィッツジェラルドやヘミングウェイ(日本で言えば三島由起夫かな?)という、深刻なテーマや難しい言葉に満ちた、とても堅いイメージがあったからです。

留学中に読解の勉強として村上春樹の「国境の南、太陽の西」を読ませて頂いたのですが、個人的にはあまり楽しめませんでした。

が、大学四年生の時、日本の近代文学の授業で金原ひとみの「ミンク」という短編小説に出会い、本に対する考え方が一瞬にしてがらっと変わりました。

文体もさることながら、内容が最高に面白いです。主人公の想像や独り言など、あのような描写を本の中で見るのは初めてだった。言うまでもなく、相当感動しました。

そうだ。小説は面白くていいいんだ!と初めて思いました。

「小説は美しくあるべき」という、僕の中にあった堅いイメージを、金原ひとみが壊してくれました。金原ひとみの「憂鬱たち」は僕の宝物です。

また、彼女ができたことは勉強に対する考え方をさらに強化しました。彼女は僕よりもずっと頭のいいもの凄く真面目な人で、デートはいつも博物館に行ったりドキュメンタリー映画を観に行ったりしていました。この人といると自分がより良い、より真面目な人間になるのではないかと強く感じました。実際彼女と付き合ってから僕はより真面目になり、彼女のおかげで、初めての執筆に挑戦することになったのでした。

しゃけ: 勉強が嫌になることはないのですか?

ケビンさん: 日本語の勉強が嫌になったことは一度もありません。

勉強というより執筆が大好きなので、飽きることはあまりないです。

勉強したくない時はありますが、それは嫌だからではなく、違うことをやりたいからだけです。ピアノとか。

ピアノは中学一年の時から高校二年の時まで習っていました。  全然うまくないんですが、大好きなので、学校の音楽室でよく弾いたりしています。  特にショパンが好きです。いつか「ポロネーズ」が弾けるようになりたいです。

最近はビデオ編集なども好きなので、もっと時間が欲しいなという時がたくさんあります。

しゃけ:ALTとして中学校で英語を教えることは楽しいですか?

ケビンさん: 大変楽しいです。ただし、英語が全くできない英語の先生がかなりいて困っています。(苦笑)

勉強に一番大事なのは情熱ですね、間違いなく。

いくら勉強しても情熱がなければ次々と忘れていくと思います。

ですから楽しい学習法が一番大切だと思います。文法ばっかりだとすぐ退屈になって興味を失ってしまうと思います。

アメリカの映画やドラマをたくさん見た方が面白いし、本当の英語の練習にもなると思います。

しゃけ: 日本はどんな国ですか?

ケビンさん:  日本に来る前の想像と違ったところは・・・

・スーパーの蛍光灯。(『雑文集』の「僕は日本が大好きですが」という文章で意見を細かく述べさせて頂きました)
・とても綺麗な女性が想像以上に多くいること。
・気の強い女性が想像以上に多くいること。
・夏の暑さ。(湿気)
・豚骨ラーメンの美味しさ。(生まれて初めて食べ物に対して感動)

日本に来て驚いたことは・・・

・幽霊を本気で信じる人がかなりいるところ。

・GTOのアニメとGTOのドラマの「品質の差」。

・従兄弟と一緒にUSJに行った時、ジェットコースターを待っている間、後ろの人がずっと僕たちのことを話していたこと。

「いや、あたしやっぱもうちょっと背の高い人が好き。」「マジで?でも髪の色良くねぇ?」

・必死に部活に励んでいる生徒の姿。最高にかっこいいです。

・男性の髪型ーー初めてギャル男を見たのを、今でもはっきり覚えています。

・お客様に対する「丁寧」さ。一方で、「店で食べますか?」という、敬語が分からないであろう外国人のための挨拶。

・豚骨ラーメンの美味しさ。(2回書いておくべきだと思います)

日本の好きなところは・・・

・毎年夏が必ず終わること。

・安全なところ。

・豚骨ラーメンがあるところ。(3回目ですが書くべきだと思います)

・夏が終わって秋が来ると、多くの女性が黒いピーコートを羽織るところ。

・みなとみらい

・大桟橋  ・鎌倉

・秋が終わって冬がが来ると、多くの女性が白いマフラーををするところ。

・椎名林檎

・THE BACK HORN

・MASS OF THE FERMENTING DREGS

・SOFTBALL

・日本にもマクドナルドがあるところ。

・寿司

・お好み焼き

・焼きそば

・「いらっしゃいませ」の言い方で、店の良さが大体想像できるところ。

・冬が終わって春になると、女性が半年をかけて少しずつ服を脱いでいくところ。

嫌いなところは・・・

・毎年夏が必ず来ること。

・ジャニーズ

・日本にもマクドナルドがあるところ。

・ジャニーズ Jr.

【関連リンク】
オドネル・ケビンの雑文集

http://www.dogentricks.com/sakuhin/

海外生活ブログ

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少年射殺事件 ー容疑者に多額の寄付 Newslog USA

米フロリダ州での黒人少年射殺事件は、容疑者が丸腰の少年相手に「正当防衛」を主張し拘束もされなかった点で、人種差別かと全米に抗議の嵐を引き起こした。結局容疑者は事件から44日後に逮捕されたが、現在は保釈の身。今だ人権擁護団体や市民の間で抗議活動は続いているが、一方、容疑者を支援する人々も多い。容疑者は逮捕前ウエブサイトを立ち上げ、2週間で多額の支援金を集めている。

2月26日、ジョージ・ジンマーマン容疑者は、フード付きスウェットシャツを着て住宅街を歩いていた高校生のトレイボン・マーティンさんを不審者と警察に通報。警察の警告を無視してマーティンさんの後をつけた。ジンマーマン容疑者は、小ぜりあいの際に「身の危険」を感じ、「正当防衛」でマーティンさんを撃ったという。しかし、マーティンさんが持っていたのはお菓子の小さな袋とアイスティーの缶だった。

ジンマーマン容疑者の正当防衛説を受け入れ拘束さえしなかった警察に対しても、人種差別の非難の声は高まっていった。一時職を離れていたサンフォード警察署長は辞任。高まる世論の声に、結局ジンマーマン容疑者は、4月11日第2級殺人罪で逮捕された。

20日の保釈金公聴会では、検察側は100万ドル(約8000万円)の保釈金を要求したが、容疑者の家族は払えないと判事に訴え15万ドル(約1200万円)に決着し、ジンマーマン容疑者は22日にGPSアンクレットをつけられて拘置所を出た。

しかし、払えないとは言うものの、この時点ですでにジンマーマン容疑者は自身のウエブサイトで20万ドル(約1600万円)もの寄付を集めていた。そのウエブサイトは10日に立ち上げられ24日には閉鎖されているという。ジンマーマン容疑者の弁護士は26日にその事実を発表し、検察側は保釈金を上げるよう判事に求めたが、要望は退けられている。

ウエブサイトはすでに閉鎖されているので見れないが、ネット紙ハフィントン・ポストによると、ジンマーマン容疑者はこのように書いていたという。「2月の出来事は私の人生を変え、急にメデイアにさらされることとなった。家も職場も生活すべてを失った。生活費と弁護費用を払うのに支援者からの寄付を期待している」。

この閉鎖されたウエブサイトに代わって、同容疑者の弁護チームは新たなサイトを立ち上げている。そこで、弁護費用寄付を募っていくという。    一方、犠牲者のマーティンさんの家族は、「マーティン基金」をネットで設立、広く寄付を求めている。この基金は公民権、社会正義への認識を高めていくのに使われるとしている。現在までで集まった金額は約27000ドル(約220万円)。

ジンマーマン容疑者は2週間で20万ドルの支援金。集会やデモに繰り出した人々は、メデイアで大きく取り上げられてきたが、その陰でジンマーマン容疑者の支持者は寄付をしてきた。同容疑者のケースを正当防衛だと考える人も、またフロリダの新銃法を支持している人も多いということだろう。

新法では、もし自分の身に危険が及ぶと判断すれば、逃げるというよりは相手に向かっていく権利を擁護している。一歩まちがえれば「正当防衛」という名で攻撃に回ることも可能となる。フロリダでは、この銃法が施行されてから、正当防衛による殺人が増えているという。同法を採っているのはフロリダ州だけではない。現在20州以上に同様の法が施行されている。

最近全米ライフル協会(NRA)の副会長はミズーリ州で「毎日の犠牲者は有名にはならないが、扇情的な報道でフロリダのケースは有名となった。日常よくある悲劇の一つの余波で、私の電話は鳴りっぱなし」と発言した。

銃による事件で犠牲となる人は多い。しかし、「日常よくある悲劇」で片付けられてはたまらない。銃が殺人を犯すわけではなく、犯すのは人間だ。とはいえ、銃を持たずにいれば防げた事件も多いだろう。悲劇を繰り返さない、毎日の犠牲者を減らす銃規制も、以前ほどには叫ばれなくなっているのが気がかりだ。(ブログ「Newslog USA」より)

CISPA の正体と、その影響について y-monkey

4月28日、アメリカ下院でCyber Intelligence and Sharing Protection Act (略して CISPA)が可決されました。http://japan.cnet.com/news/business/35016661/

4月29日18時現在では、日本国内の報道は極めて僅かで、ITproやCNETが扱っているに留まっていますが、この法案はアメリカにとって重大な意味を持っています。

Twitterを中心にこの法案へ署名運動やハッシュタグでの反対運動が巻き起こり、議会議員へのメッセージが多く発信される事態となりました。

ではこのCISPAとは何なのか。説明したいと思います。簡単にいえば、個人がネット上に掲載している個人情報を政府が入手することを合法化する法律です。この法律に対してはFacebookの他、IntelやVerizon、Microsoft、AT&Tなどの大手IT企業が賛成の意を示しています。

この法律が成立すれば、アメリカ政府によって個人の行動は監視され、人権侵害につながるとして多くの市民が反発し、AnonymousはYouTubeやTwitter、Facebookで反対の狼煙を上げるよう強く訴えかけました。

本来であればどれだけの市民が反発し、デモ行進を行ったかなどの客観的な数字を示さなければこういった表現を刷るのは適切ではないかもしれません。しかしながら、国内外の多くの大手メディアがこの件についてはほとんどノータッチを貫いているため、情報の入手は極めて困難な状態になるのが現状です。

普通であれば「ユーザーの個人情報を漏洩させるのは規約違反」だとしてIT企業は反対派に回るだろうと思うかもしれませんが、彼らは自らがユーザー情報をスパイ活動に用いていないことをアメリカ政府に証明したいという意図があるようです。

ただ、この法案成立によって、サイバー攻撃の予防を可能にするという意見もあり、難しい問題ではあります。しかし反対派は「法律など作らずに、(危険人物がネット上で発見されれば)裁判所に訴えて警告を与えれば良い」としています。

賛成派は「95%の情報に関する被害は、社会保障番号(Social Security Number)やクレジットカード番号などの個人に関するもの」だとして、法案成立のメリットを強調しています。

ここで重要になってくるのは、「国家」か「クラッカー」のどちらを、より大きな脅威と見なすかです。

「個人情報に関係のない個人情報は破棄される」とされており、また「必ずしも政府へ個人情報が渡るとは限らない」という主張もあり、政府を信用するか否か、の問題にも議論は及んでいます。

こちらのPC Worldの記事では賛成・反対両派の主張が掲載されていて、とても読み応えのある記事になっています。http://www.pcworld.com/article/254669/cispa_4_viewpoints_you_should_hear.html

ハッシュタグ #CISPA では現在でも「アラブの春」さながらの激論が繰り広げられており、SOPA成立時を思わせる言論空間が生み出されています。

BLOGOS『Facebookのユーザー数が9億人を突破—毎日ログインするユーザーは5.26億人、年内10億人を射程に』 http://blogos.com/article/37448/

全世界では9億人の人々がFacebookという企業を信用して個人情報を提供している。サイバー攻撃による情報漏洩の可能性も踏まえながらも、GPSによる位置情報までもサイト上に掲載しているのです。

この反対運動から読み取れるのは「Facebookは信頼するけど、政府は恐い」という現象です。

政府がFacebookの情報を掌握するとなると、いくらプライバシー設定を「Personal」にしたところで一度掲載してしまえば意味はなくなります。まして「Global」の人々は今まで以上に危険にさらされる可能性が高くなります。

私はこの「企業なら信用できる」という人々の姿勢に、大変違和感を覚えます。

政府なら憲法に拘束されますから、民主主義が機能している限りは、過剰な権力行使は不可能です。しかし、私企業となると、その活動は一国に制限されませんから、ある国では不可能なことでも他の国ではできることがあります。

また、企業は行政府に圧力をかけることで、行動範囲を広げることも可能です。「企業なら悪法を起こさない」こう思い込むことで、不安を消し去ろうとしているのだろうと思います。

CISPAは決して他人事ではありません。世界の中でもとりわけ著作権に関してうるさい日本ならば、著作権者の保護を理由にこれに似た法律を作ろうとすることも考えられるからです。

しかし、日本はマスメディアのみならずネットメディアさえも、ほどんとCISPAについてはノータッチです。これはとても危険な事態です。

そしてここでもうひとつ、国外メディアの報道状況についても触れておこうと思います。

過去1週間でアメリカの各大手メディアが記事にした数を挙げてみます。

BBC(3) USA Today(6) NYT(2) Washington Post(13) ABC(72) Global Post(299) ProPublica(63) HuffPost(802) The Guardian(2600) Foreign Policy(205) CBS(1340) AJE(4)

ざっとこんなもんです。ニュース検索にかけると、大手メディアの報道がどれだけ少ないかよくわかります。→http://goo.gl/vGpY8

SOPAの時はGoogleやWikipediaまでも反対声明を発表し、アメリカのWikipediaにいたってはサービスを一日だけ中止までしていたのに。今回の「静けさ」はものすごく不気味。

Wikipediaは独立系のサイトなのになぜ個人の人権を侵害する恐れのあるCISPAに何も意見表明をしないのか。裏ではなにか起こっているのかも。

そしてなぜかTwitterの「世界中のトレンド」には #CISPA が掲載されていないという事実。WikiLeaksの時と同じ。

このように海外報道ではかなりのバラつきが見られます。WikiLeaksのアメリカ外交公電公開の際には、直前にNYTがアメリカ政府と接触していたことを考えると、今回もそういった何らかの圧力が働いている可能性アリ。

このように考えていくと、公正な報道がなされているとされるアメリカでも、国の重要事に関してはそうでもないことがよくわかります。

PC World – CISPA: 4 Viewpoints You Should Hear

http://www.pcworld.com/article/254669/cispa_4_viewpoints_you_should_hear.html

CNET – 米下院、サイバーセキュリティ法案「CISPA」を可決
http://japan.cnet.com/news/business/35016661/

(サイト「ymonkey」より http://y-monkey.blogspot.co.uk/)筆者のツイッター:@Watalogy)

ロンドン・ブック・フェアでの話 ―英アマゾンで自費出版・ベストセラーを出した作家に聞いてみた

 

ケリー・ウィルキンソン氏

4月16日―18日、ロンドン・ブック・フェア(http://www.londonbookfair.co.uk/)が開催され世界各国の出版関係者が集まった。3日間で、私が行けたのは16日だけだったのだけれども、様々な思いがけない出会いがあった。

まず、 自分にとっては数年ぶりに訪れたフェアは、かなり活況があるように見受けられた。特集として中国の書籍や作家に焦点をあてていたのだけれども、中国政府が認可した作品ばかりの紹介だったことで、一部で批判が出たようだ。

中国以外に目立ったのは、やはり、何といっても電子書籍の話である。たくさん関連のセミナーがあったのだけれど、アマゾンのブースにいた、アルバイトみたいな若者の話を聞いてみると、彼自身が自費出版した作家であると知って、驚いた。それも、30万部以上を売っていて、英国のアマゾンサイトのベストセラー(昨年発売の処女作「LOCKED IN」ほか)を生み出した人物、ケリー・ウィルキンソン氏(31歳)であった。これまでにアマゾン・キンドルから出した小説3作はシリーズになっていて、犯罪の謎解きがテーマだ。同じ主人公が出るシリーズの4作目と5作目もすでに発売予定となっている。

同氏のホームページ http://kerrywilkinson.com/

アマゾンのページ http://www.amazon.co.uk/Kerry-Wilkinson/e/B005DD1EJA

―どうやって本を売ったのですか?

ケリー・ウィルキンソン:マーケティングは自分でやりました。ソーシャルメディアを主に使いました。自費出版をやるとき、ここが一番難しいですね。

―どれぐらい売ったのでしょう?

これまでに3冊を書いて、トータルでは30万部を売りました。

―どれぐらいが利益になったのですか?

販売額の35%です。というのも、最初、98ペンス(約127円)で売ったからです。アマゾンでは、1・49ポンドの以下の作品のロイヤリティーは35%なんです。これ以上になると、70%になります。

最初は英国でよく売れていましたが、フランスのチャートでも上に入り、ドイツやスペインでもよく出ました。

―作家になる前の仕事は?

BBCでスポーツジャーナリストとして10年働いてます。

―ジャーナリストであるのに、何故小説を書こうと思ったのですか?

小説が書けるということ証明したかったから。できるかできないかを証明するには、書くことだと思いました。自分で自分に証明したかったのです。

―将来は紙でも小説を出すのですか?

マクミラン社から契約をもらっています。(すでに「ロックトイン」はペーバーバックに。)

―今まで、失礼ですが、あなたの存在に気づきませんでした!新聞の書評欄とかをよく見るほうなのですが。

何度か、取材されたことはありますよ。ガーディアン紙にも出ましたし。でも、新聞や雑誌の記事に出ても、売り上げにはまったく影響がありませんでした。出たからと言って販売部数が上昇するということはなかったのです。

―最初の作品はどれぐらいの期間で書き上げたのですか?

約2ヶ月です。トータルで9万8000語でした。

―事実を積み上げて、分析するのがジャーナリストですね。事実を書く、ノンフィクションの世界から、フィクションの世界に移ったわけですが、どうやって別世界に飛び移ったのでしょう?

うまく説明できませんが、自然にできてしまったのです。やってみたら、できた、と。

―アマゾンの自費出版では、自分で書いて、ボタンを押せば、出版されてしまいますね。編集者が介在しない点については、どうでしたか?

代わりに何人かの友人や知人に、事前に読んでもらいました。

―今後は?

紙も、電子書籍も含め、どちらもやって行きたいですね。

***

こぼれ話:どことなく、余裕しゃくしゃくの若者であった。いとも簡単に出版できてしまうことに驚きを感じたが、ベストセラーになるのは本当にすごい。しかし、同時に、本の価格を最初1ポンド以下にしたということについて、いささかのショックを受けていた。1ポンドでは(新聞は買えるが)、コーヒー一杯も飲めないのだ。たくさん売れれば一定の利益は出るようになるだろうが、そこまで安くしなきゃいけないのだろうか?(関連のアマゾン・キンドルの話、次回に続きます。)(ブログ「英国メディア・ウオッチ」より)

 

お勧め番組 29日午後10時 ETV「世界から見た福島原発事故」ほか

今回、一押しは、29日午後10時のNHK教育テレビ、「ETV特集 世界から見た福島原発事故」です。学生には、30日のNHK教育テレビ「テストの花道 新学期スタートシリーズ キミの話は伝わらない」を勧めます。

ほかにも、見逃せない番組が数本。

29日(日)

午前8時 TBS サンデーモーニング

午前9時 NHK総合テレビ 日曜討論 原発再稼働は是か非か

午前10時 テレ朝 「報道ステーション SUNDAY」

◎正午 NHKBSプレミアム ドラマ「オモニからの手紙 姜尚中と母」(再放送)

●午後9時 NHK総合テレビ 「NHKスペシャル メンタルヘルス問題にどう立ち向かうか」

※企業の人減らし政策のため、社員は過労の度を強め、一方、正規採用は絞られる。失業も増えるし、非正規で働いていると、将来が描けずにストレスがたまる。さらに、正規と非正規が混在する職場では、それが原因の問題も起きる。職にからむ精神的疲労はますます強まるのが、今の日本の傾向でしょう。さて、NHKは、この問題をどんな切り口で伝えるか。テーマは、「若者に多い現代型うつ」ということですが、番組雑誌「ステラ」の紹介文を読むと、どうも、僕の問題意識とは違うようです。しかし、ともかくお勧めします。

◎◎午後10時 NHK教育テレビ(Eテレ) 「ETV特集 世界から見た福島原発事故」

※「ネットワークで作る放射能汚染地図」という、優れたドキュメンタリーを作ったETV特集取材班。今度は、どんな切り込み方をしてくるか。NHKも、制作する「人」によって、内容はがらりと変わります。教育テレビなら信頼できる・・と思います。で、◎◎印。週末の一押しです。

●午後10時半 BS11 「古代文明への旅 ギリシャ黄金時代 アテネ」

午後11時 BSTBS 「みんな子供だった 養老孟司」

30日(月)

午前7時45分 NHKBSプレミアム 「恋する雑貨」

※まだ起きてないですね。

◎午前9時 NHKBSプレミアム 「体感グレートネイチャー 奇跡の絶景 石の森 中国奇岩地帯を飛ぶ」(再放送)

※映画「アバター」にインスピレーションを与えたといわれる、驚くべき景観。これは、理屈抜きですごい。こんなところが地球上にあったのか。

●午前10時半 NHKBSプレミアム 「100年インタビュー ドナルド・キーン」

※今度、大妻女子大学の特任名誉教授になったキーンさん。今後、ときどき講演をしてもらえることになっていますが、テレビのインタビューで是非。

●午後0時半 NHKBSプレミアム 「恋する雑貨 アオザイ風のシャツ」(再放送)

このシリーズ、雑貨好きにはとくにお勧めです。   ◎午後7時25分 NHK教育テレビ(Eテレ) 「テストの花道 新学期スタートシリーズ キミの話は伝わらない」

※前にも書きましたが、「テストの花道」は、本当にお勧めです。想定される視聴者は高校生ですが、いま「若者とコミュニケーション」を受講している2年生には是非見てほしい。毎回見事な出来、というわけにはいきませんが、打率は5割前後にはなります。まず見て!

●午後9時 NHKBSプレミアム 映画「かいじゅうたちのいるところ」

※世界的絵本作家モーリス・センダックの傑作を映画化しました。怪獣たちは、とぼけていながらも、かなり不気味で、好き嫌いはわかれそうです。

●午後10時 NHK総合テレビ 「震災ドキュメンタリー 南相馬 酪農親子の1年」

※原発事故をきっかけに離れ離れの暮らしになった親子の絆と現実を伝えます。

◎午後10時 BSTBS 「謎解き 江戸のススメ 寺子屋 江戸の教育論」

※尾木直樹さんが出演します。これもお勧め。「学ぶ」とは何かを考えてきたゼミ生にはとくにお勧めです。

(大妻女子大・波津博明先生のメールから)

 

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