ビッグイシュー、最新号発売中 -特集は韓国の社会的企業

ホームレスの人が販売する雑誌「ビッグイシュー日本版」(THE BIG ISSUE JAPAN)最新号(月2回発行)が発売中です。

特集は「いま、社会的企業。韓国の現場から」です。(以下、ウェブサイトから)

今、「働きがいのある仕事」をつくることが、世界中で課題になっている。韓国では、5年前「社会的企業育成法」が施行され、これまで500をこえる企業がつくられてきた。(※) これら韓国の社会的企業は、貧困対策とともに、失業などにより社会参加ができていない若者たちの居場所づくりをも担っている。そこで、若年層の失業問題を、仕事をつくることで解決しようとするハジャセンターの社会的企業や、「リサイクル文化」を定着させたといわれる「美しい店」を取材した。また、共働き夫婦の必要から生まれ、今や一つのコミュニティを形成する「ソンミサン・マウル」、居住福祉を担う「コルモクパラム(路地の風)」、住宅を省エネ化する「トゥッコビ・ハウジング」、世界一のトイレ文化を目指す「学校環境改善支援センター」やインキュベーション・センター「シーズ」にも話を聞いた。法施行から5年。全泓奎さんに今を語ってもらった。若者が人々とつながり、楽しみながら社会的企業を生む秘訣を探った。 ※社会的企業とは、ビジネスの手法と戦略で、当事者とともに社会問題の解決にチャレンジする企業のこと。

販売場所を検索してみたい方はー。

http://www.bigissue.jp/sell/index.html

目次は次のようになっています。

 リレーインタビュー 私の分岐点  ミュージシャン  ピエール瀧さん

スペシャルインタビュー  エミリー・サンデー

アーバンファーミングの時代がきた! 路上で、廃虚で、水上で農業

ノーンギシュの日々  滝田 明日香

真のマサイの戦士とは? ― ライオン殺し 1

ストリート・エコノミックス  浜 矩子

通貨の足は太くて短いのがベスト

WORLD STREET NEWS  世界短信 「フェアトレード」

ともに生きよう!東日本  被災地から(24)

東電・加害者が罰せられる社会をつくる ― 「福島原発告訴団」原発事故責任者の刑事告訴へ

原発ウォッチ! 伴 英幸

再処理の中止を求めて

特集:生きる風景

対談  宮本亜門さん × 東田直樹さん

人は誰かに必要とされて幸せになる。  ”演出という道具”、”障害者という一つのかたち”を互いに使って、ともに世界を広げよう

発達障害は非定型発達、それ自体は病気ではない

山登 敬之さん

世界の当事者になる  雨宮 処凛

自信の鉱脈

自閉症の僕が「生きていく風景」  東田 直樹

僕にとって、本はかけがえのない友人

CDレビュー  浅井 博章

春に迎える、カリスマロックミュージシャンたちの命日に   ― 忌野清志郎、hide、尾崎豊、華月

クリエーターの視点  フォトジャーナリスト  小原一真さん

テレビうらおもて  伊藤 悟

まだまだ「キワモノ」としてテレビに消費されるゲイ

ひぐらし本暮らし  岡崎 武志

『漱石の「こころ」』角川ソフィア文庫

COOKING  枝元なほみ

うど二種

第3回「若者ホームレス支援ネットワーク会議」

貧困、障害、ひきこもり、すべての問題は地続き。  家を失ったある時点で「ホームレス」になる

YOUR ISSUE ― あなたのオピニオン

FROM THE STREET ― 街角と販売者

■ホームレス人生相談  のびのびと育てたいのに母親が育児に口出ししてきます

■コミック  エモ!言われん  あの気持ちはどこへ

■路上から

■今月の人

「がんばる」よりも今は「あきらめない」ことが大事。「販売」も「復興」も

FROM EDITORIAL 編集後記

 

 

 

15日に「科学ジャーナリスト賞2012」の贈呈式開催

12.05.15 by   カテゴリー: ニュースあれこれ, メディア, 日本

日本科学技術ジャーナリスト会議 http://jastj.jp/ による「科学ジャーナリスト賞(JASTJ賞)」の2012年の受賞者の贈呈式が、15日夕方、東京・プレスセンタービルで開催される。

ウェブサイトによると、科学ジャーナリスト賞は、科学技術に関する報道や出版、映像などで優れた成果をあげた人を表彰する。受賞者は原則として個人(グループの場合は代表者)とし、新聞、テレビ、ラジオ、出版といったマスメディアでの活動だけでなく、ウェブサイトや博物館での展示などまで幅広くとらえ、また、優れた啓蒙書を著した科学者や科学技術コミュニケーターなども対象としている。

受賞者の情報は以下(ウェブサイトより)。

【科学ジャーナリスト大賞】 (2点)

「ETV特集 原発事故への道程」(2011年9月18日、25日)の番組に対して

日本放送協会(NHK)文化福祉番組部チーフプロデューサー 増田秀樹氏

授賞理由  ――日本の原子力開発のそもそもから説き起こし、多くの証言や資料によって、安全対策に大きな手抜かりがあったことを検証した。たっぷり時間をとったNHKのETV特集ならではの労作。

「あなたの隣に 発達障害と向き合う」(2011年1月11日~6月27日)の報道に対して

下野新聞社発達障害取材班 代表 茂木信幸氏

授賞理由  ――教育界でいま大きな問題になっている発達障害の問題に真正面から立ち向かい、すべて実名、写真入で取り上げて、社会に強くアピールした。地方紙ならではの寄り添った取材が生み出した意欲作といえる。

【科学ジャーナリスト賞】 (2点・順不同)

「プロメテウスの罠・第3部 観測中止令」(2011年11月7日~11月23日)の報道に対して

朝日新聞社 記者 中山由美氏

授賞理由  ――新聞が「発表依存」に陥らず、自らの手で隠れた事実を掘り起こすことは何よりも大事なことだが、「プロメテウスの罠・第3部」は、地道な観測の分野で何が起こっていたのかをすべて実名で暴いた優れた科学報道の実証例だといえよう。

日本の核開発:1939~1955-原爆から原子力へ」(績文堂)の著作に対して

東京工業大学名誉教授 山崎正勝氏

授賞理由  ――日本の原子力開発の歴史を、戦時下の軍事研究から説き起こし、占領下から戦後の原子力基本法の制定まで、詳細に追った。学術書のようにも読めるが、そもそもの「原点」の解明は必要なことであり、「NHKのETV特集と重ね合わせると、その意義はいっそう大きい」という指摘も選考委員からあった。

 

 

 

「大飯再稼働シミュレーション」の報じ方

先週の10日(木)、夏の電力需給に関する政府の検証委員会が開かれました。その場で、関西電力の大飯原発3、4号機が再稼働した場合、関西電力管内では8月、ほぼ最大需要に見合う供給が可能との試算が明らかにされたことを、大阪では10日の夕刊各紙は大きく伝えています。同時に、と言うか、表裏一体の理屈のようですが、大飯原発が再稼働しない場合は、政府が企業への電力使用制限令を検討することも報じられました。ちなみに関西電力管内の8月の電力需給について検証委員会は、2010年並みの猛暑と仮定し大飯原発が再稼働しない場合は15・7%の不足になると予測しています。

10日夕刊の各紙の主な記事と扱いは以下の通りです(全国紙は大阪本社発行の最終版)

【朝日新聞】

1面準トップ「『大飯再稼働なら余裕』」「関電、夏の電力資産修正」

※電力制限令には触れず

※1面トップは「ギリシャ再選挙へ」

2面「再稼働推進 甘い試算」「関電、揚水発電を上積み」

【毎日新聞】

1面トップ「『大飯稼働なら電力足りる』」「今夏最大需要で試算」「稼働なければ使用制限令も」

1面:識者談話「再稼働ありきか」大阪府市エネルギー戦略会議委員を務める富士通総研経済研究所の高橋洋主任研究員

【読売新聞】

1面トップ「大飯再稼働なら不足回避」「8月の電力 政府試算」

※電力制限令は記事中に「強制的な節電策は回避できるめどが立つ」と言及。

1面:解説「周辺自治体判断に注目」

【産経新聞】

1面トップ「大飯再稼働なら不足ゼロ」「政府需給試算 関西はマイナス15・7%」「早朝・深夜も節電要請へ」

※記事中に「関西は、企業への電力使用制限令が必要かも検討する」

【日経新聞】

3面「政府『強制節電』検討へ」「夏の関電管内、最大15・7%不足」「検証委 需給で即時取引提言」

※記事中に「(大飯原発が)再稼働すれば不足は解消するとの試算も示した」「ただ『委員会は、再稼働なしの場合の需給を検討するのがもくてきだ』(松村敏弘東大教授)との指摘が出て、報告書には盛り込まない見通しだ」

【京都新聞】

1面トップ「関西に電力制限令検討」「政府検証委 15・7%不足軸に」

※記事中に「政府は大飯原発3、4号機(福井県)が再稼働すれば、関電の電力不足が0・9%に減少するとの見通しを示し、再稼働の必要性をにじませた」。

1面「早朝・深夜節電要請も」

【神戸新聞】

1面トップ「関西に電力制限令検討」「政府需給予測 8月、15・7%不足」

1面「早朝と深夜に節電要請検討」

京都新聞と神戸新聞は共同通信の配信記事です。

報じ方は大まかに分けると、大飯原発再稼働時のシミュレーションを前面に出して主見出しにも取るパターン(朝日、毎日、読売、産経)と、関西電力管内に節電の強制措置を検討することを前面にしたパターン(日経、京都・神戸=共同)の二つです。このうち前者の4紙のうち、朝日は1面記事の末尾で「今回の試算には、関電が大飯原発の再稼働の必要性を強調するねらいがあるとの指摘もあり、『安全性より、電力不足を重視して再稼働を急いでいる』との批判を生む可能性もある」と書いています。毎日も同じような趣旨の高橋洋氏のコメントを掲載しています。対して読売の解説記事(経済部滝沢康弘記者の署名)は「原発の再稼働の有無によって大きく状況が異なる二つのシナリオが具体的に示されたことで、再稼働に難色を示してきた大阪市や京都府など地元・周辺自治体の判断が注目される」と、大飯原発再稼働問題の論議に直結することへの期待がうかがえ、朝日、毎日とは一線を画しています。

このシミュレーションに関連して翌11日付朝刊で目を引いたのは毎日新聞で、大飯原発の周辺自治体から批判が相次いだとの記事を社会面トップに掲載。「『政府と関電の脅し』」との5段の目立つ見出しを立てました。読売新聞は総合面の「スキャナー」の枠で、「再稼働論議に新材料」の見出しを掲げて2本の記事を掲載。「『大飯』『揚水』劇的な相乗効果」の見出しの記事の横で、大飯原発の周辺自治体がなお慎重姿勢でいることも報じています。

このほか11日付朝刊では、関西電力管内の夏の節電に関して、読売新聞や京都新聞・神戸新聞が2010年比で20%の節電目標を検討していることを1面で報じました。

本来、原発の安全性と電力の需給とは別の問題であり、大飯原発についても「安全対策に問題はない」とする政府・関西電力側に対し、京都府や滋賀県をはじめとした周辺自治体が慎重姿勢を崩さないという構図です。その中で、「仮に原発を再稼働させれば」として示されたシミュレーションの報じ方に、新聞によってかなり明確な差が出たと感じています。

大飯原発に関連したこのほかの記事では、毎日新聞が8日(火)の朝刊1面トップに全国電話世論調査の結果を掲載したのが目を引きました。大飯原発再稼働に賛成が31%、反対は63%との結果です。(ニュースワーカー2より)

 

「新聞を読まない若者はバカになる」か? y-monkey

12.05.14 by   カテゴリー: ニュースあれこれ, メディア

「新聞をあまり読まない若者はバカになっていく」という類の主張をよく見かけます。これは日本の若者限定なのか、それとも先進国を視野に入れていっているのかわかりませんが、それは必ずしも正しくはないでしょう。

まず、先進国にに限定した場合。20年前のインターネット普及開始時と違って現在はSlateやHuffPost、ProPublicaなどのオンラインベースメディアが発達しており、仮に新聞社・テレビ局が倒産してもかなりの有力な情報源が揃っている。

また、倒産した後でもそこにいた有力な人材はオンラインメディアに雇用され、成長を続けていくことが十分予測できる。「新聞社・テレビ局がつぶれると情報源がなくなる」説はかなり疑わしいものになります。

今紹介したのは英語圏での話ですが、韓国でも市民ジャーナリズムのサイトが発達しています。特にOhMyNewsはその中でも巨塔で、韓国の大統領選の票を動かすほどの影響力を持っています。一時は日本でもサービスをしていましたが、数年前に撤退しています。

次に、日本限定での話です。今挙げたOhMyNewsのように、日本でもJanJanNewsなどの市民ジャーナリズムがありますが、今のところ影響力を持つにはいたっていません。

ここには権威に弱い日本人的性質が現れているのかもしれません。あるいは、署名記事が極めて限られていることから個人としてのジャーナリストが成長しにくいのかもしれません。

しかしながら、3.11以降のマスメディア・マイクロメディア(e.g. Facebook,Twitter)・フリージャーナリストの報道を追っていると、マスメディアの不可欠性は次第に薄れてきていることが見て取れます。

そうはいっても、新聞・テレビなどのマスメディアは今の日本にとっては無くてはならない存在であることは動かしがたい事実です。それは、十分なメディアリテラシーが日本で根付いていないからです。

イギリスは1930年代に大衆文化の発達に伴い啓蒙文学が廃れたことから、「Media Education」として教育が始められました。カナダでは1980年代に衛星テレビ・ケーブルテレビの普及によるアメリカ的価値観の流入からアイデンティティを守るために始められました。

しかし、日本で始まったのは2000年代。実際、カナダ・イギリス以外の国ではまともにメディアリテラシー教育が行われている国はあまりありません。インターネットが発達し情報量が増えていく中でメディアリテラシーはますます重要になるにもかかわらず、です。   このような状況のままインターネットが情報の中心になってしまうと、日本の若者は断片的な事実のみを理解し、総合的な判断能力を持たないまま社会を生きていくことになります。

そもそも新聞・テレビとネットメディアの違いは何でしょうか?それは、情報のまとまり方に違いがあります。新聞の場合、余程連日報道されている事件でもない限り、多くが背景説明を含みます。しかしネットメディアの場合、その多くが中心的事実や主張のみを中核に扱う傾向が見られます。

インターネットがあるのだから背景事実は検索すればいいではないか、ということになりますが、多くの人々は面倒臭がってそこまでやりません。やったとしても、そこで出会うのはまたしても断片的な事実なのです。

また、(日本の場合)多くのネットメディアの記事が匿名である以上、事実関係の確認は困難な状態にあり、正当性を保証することは出来ません。

しかしながら、このような状態がいつまでも続くのは好ましくありません。マスメディアはあくまで「参照」されるべきもので、多くのメディアを使いながら、本当の事実を主体的に探っていくことが情報の受信者には求められます。(サイト「ymonkey」より 筆者のツイッター @Watalogy)

新聞記者たちが作ったカップめん

12.05.13 by   カテゴリー: ニュースあれこれ, メディア

東京ではちょっと考えられないことかもしれません。新聞社と即席麺メーカーがタイアップして、カップめんを開発しました。産経新聞大阪本社社会部の記者たちでつくる「大阪ラーメン部」とエースコックによる「それゆけ!大阪ラーメンプロジェクト」第1弾です。開発の経過は、記事として産経新聞の大阪本社発行紙面に連載されました。エースコックのサイトの以下のページに、各記事へのリンクが順を追って読みやすいように、整理されています。現在は第2弾の開発に着手しているとのことです。

※エースコック「『それゆけ!大阪ラーメン』プロジェクト第1弾」

http://www.acecook.co.jp/brand/osaka/vol1.html

昨年12月の発売以来、一度食べてみなくてはと思っていたのですが、ようやくその機会を得ました。カップには紙面そのままの青い題号をつけ「号外」と銘打つなど、遊び心(?)も十分。食べてみての感想などは裏ブログに書きましたので、そちらを参照いただければうれしいです。

※一生の食事回数には限りがある「産経新聞大阪社会部とエースコック『それゆけ!大阪ラーメン』」

http://news-worker2.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-3ca0.html

わたしたち新聞を仕事にしている者の間では、新聞社を問わず大阪や関西の新聞づくりの特徴として「生活の営みを大事にする」ということがしばしば言われます。「食」も生活の営みそのもの。ラーメンを作ってみよう、との記者たちの発想も、大阪ならではかもしれません。(ブログ「ニュースワーカー2」より)

「差別」「不平等」意識にギャップ~沖縄紙と全国紙が2件の合同世論調査

沖縄が日本に復帰して、ことし5月15日で40年になります。期せずして沖縄の地元新聞と全国紙の組み合わせによる2件の合同世論調査の結果が、4紙それぞれの9日付朝刊の紙面に掲載されました。沖縄タイムス―朝日新聞、琉球新報―毎日新聞の2組です。

※沖縄タイムス「県民の50%、沖縄の基地集中は『差別』」

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-09_33496/

※琉球新報「『辺野古反対』県内9割 全国6割『県外・国外』」

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-190959-storytopic-1.html

わたしが注目しているのは、沖縄の基地負担についての調査結果です。タイムス―朝日調査によると「沖縄の米軍基地が減らないのは『本土による沖縄への差別だと思う』と答えた人が、沖縄では50%に上り、全国は29%」(沖縄タイムス記事)でした。新報―毎日調査では「沖縄に全国の米軍基地の74%が集中する状況に県内の7割が『不平等』と答えたが、全国は3割超」(琉球新報記事)とのことです。表現として「差別」を使うか、「不平等」という言葉にとどめるかはさておき(新聞が「差別」という言葉を踏み込んで使うことの意味も小さくはないのですが)、二つの調査に端的に共通しているのは、沖縄と本土(ヤマト)の意識に大きなギャップがあることです。基地負担をめぐって沖縄の人々が「差別されている」「不平等を強いられている」と考えているほどには、本土に住む日本人は差別をする側、不平等を強いる側に立っているとは考えていない、ないしは自覚していない、ということだとわたしは受け止めています。

もともと、沖縄の米軍基地は沖縄の人々が望んで得たものではありません。復帰から40年たつ今も、沖縄に基地負担が集中しているのは日本国の国策による結果です。その国策の正統性はどこにあるかと言えば、突き詰めていえば選挙の結果です。私見を少し明らかにすれば、本土に住む日本国の有権者は、一人ひとりが日本国の主権者の一人として、基地の沖縄集中に加担している立場から逃れられるものではありません。個人として現政権を支持していない、選挙では別の政党に投票した、そもそも日米安保条約に反対だ―等々の事情もあるかもしれません。しかし、それらの事情は、差別する側―される側の関係ではあまり意味はないように思います。

合同世論調査の結果は、朝日新聞、毎日新聞もそれぞれ紙面で報じました。わたしが住む大阪では、朝日新聞は第3社会面の半分近くを割いて、本記と谷津憲郎・那覇支局長の署名入りの解説、質問と回答一覧の計3本の記事を掲載。本記の主見出しは「『減らぬ基地は差別』50%」でした。毎日新聞は本記を1面に掲載し、主見出しを「『不平等』全国33%沖縄69%」と取りました。ほかに2面(総合面)に質問と回答を載せました。沖縄をめぐるこうした報道が、本土のマスメディアで増えてほしいと思います。(ブログ「ニュースワーカー2」より)

モスクワの「青いバケツ」対「エメーリャたち」

「エミェリアーン」(略:エメーリャ;ロシア語:Емельян, Емеля)という名前はラテン語で「頑張り屋さん」を意味します。

ところで、ロシアのおとぎ話「ひとりでに(カマスの命ずるところ)」( カマス:体長1,5 メトルまで、最大体重35キログラムの食用川魚)の主人公エメーリャはばかで怠け者です。

エメーリャの時間の過ごし方はいつもペチカの上で寝そべっていて何もせずに過ごすことです。ペチカから降りて仕事をやる時は、何かプレゼントをもらったり美味しいものをもらう約束があるときだけです。

エメーリャはばかで怠け者だが幸運なところもあります。カワカマスに化けた魔法の使い手を捕まえた時、カワカマスを放すことと交換に“特権”をもらいました:「カマスの命ずるままに! 私が望むままに!」という魔法の呪文を唱えた瞬間に、エメーリャの望みがかなうのです。

エメーリャは馬なしの馬橇に乗りまわしたり、ペチカ(温かい「ベッド」から離れたくなくて)を操ります。

馬なし馬橇を乗り回す場面で、エメーリャは人を轢いてしまいます:「なぜ人々は私の馬橇の下に飛び込むのか?」とエメーリャは言います。ロシアの民話(フォークロア)に詳しい人は、その橇の乗り回し方(人を轢くこと)はエメーリャが殿様系であることを表していると言います。

毎日、ミガールカ(ロシア語:мигалка、点滅警光灯とサイレンの装置)付の車がモスクワの大通りを高速で走っています。ミガールカ付き車は対向車線に入り込んだり、赤信号を無視して交差点を渡ったりして事故を起しています。この車は消防車や救急車やパトカーではないのです!

多くの政府のお役人がこの車で道路をハイスピードで飛ばしているのです!その人たちはモスクワ政府、ロシアの連邦議会、検察庁等々の官吏です。モスクワの南と西南の大通りをVIPが乗った車列がハイスピードで走っています。何故なら、政府の役人たちは郊外の自然豊かなところに好んで住んでいるのだけれども職場はモスクワの中心地にあるからです。

VIPたちの車列が大通りを通過する時には交通整理官は一般車を遮断します。これが市内の交通渋滞の大きな原因になっています。車のスピードが速過ぎるために事故が起こることは珍しくありません。一例としてあげると、ドモデドヴォ空港へ向かったVIP車の車列が横断歩道中の一般人4人を轢いて、その人たちは亡くなりました。

ミガールカ付き車に乗ることができるのは政府の役人の特典なのです!

ミガールカの「特別な番号」の付く車の数と特典をもらう人はプーチンが決めるのです。それ故、そのリストは時々変わるのです。ミガールカのための特典を得るためには役職(肩書)とコネが必要なのです。ところで、国家のドゥーマ(ロシア連邦議会国家院.)の代議員数は450人ですが、リストに載っている人数は900人です。2倍多い!

モスクワ総主教キリル1世(ロシア語: Патриарх Кирилл)もミガールカ付きのVIPの車列でモスクワを走っています。

権力に対する忠誠さで有名な映画監督のニキータ・ミハルコフもミガールカ付き車でモスクワを走っています。

テレビ番組でニキータ・ミハルコフは、「ミガールカを車から取るにはまだ時期尚早である」と言いました。

ある守備隊員は休みの日にミガールカ付きの車でスケートに行きました!

「特別な番号」が付いた車が交通規則を守らないことに対して交通整理官は見てみぬふりをしています。

「特別な車の番号」とは?

例えば、(О…ОО) (С…СС)はFSB(ロシア語:ФСБ、「ロシア連邦保安庁」;元 KGB; ロシア語:КГБ「ソ連国家保安委員会」)の番号です。(О…ОО)という番号を人々は「三人のオリガ」(オリガはOlga;ロシア語:Ольга女性の名前)と呼び、(С…СС) という番号は「三人のセミョーン」(セミョーンSemyonロシア語:Семён、男性の名前)と呼んでいます。ボログダ地方のグベルナートル(首長;ロシア語:губернатор)の車の番号はА13500です。「35」は地方の番号で、「1」は「地方では序列一番めの人(トップ)」を意味します。

道路の走行に二種類の運転手の“カースト”が存在することに対して、一般人から怒りの声を招いています。

モスクワの一般の運転手たちは、反対の声を表わすために、プラスチックの青いバケツを車に付け始めました。遠目には青いバケッツが国家のドゥーマの代議員のミガールカに似ています。反「鉄面皮運転」活動が生まれました。

「青いバケツ」はインターネット活動です。運転手は運転規則を守らない車についての情報、ビデオ、交通を止めている情報をサイト(http://ru-vederko.livejournal.com/http://perekrili.org/)に乗せて、交通整理官に知らせています。

「道路と銭湯はみんな平等だ!」

―「バケツを車に付けるのは違反ではないか?」

― 「違反ではない。荷物を運んでいるだけだ!」

人気があるスローガンは:

「ミガールカをはずせ!バケツを付けろ!

「バケツはおかしいだけだが、ミガールカは恥しい!」

「ミガールカはロシアの恥だ!」

2011年12月にモスクワと他のロシアの大都会で「公正な選挙のために!」というデモが行われました。東京でも12月10日にロシア大使館周辺で抗議行動が行われました。集まった人たちは、清潔で公正なイメージの白い色の花やリボンを身につけ、大使館の周りを歩きながら、公正な選挙を求めて政権側に抗議しました。

2012 年の1月2月にモスクワと他のロシアの大都会で「青いバケツと白い飾りを付ける車のデモ」が行われました。スローガンは「白い事実は黒いうそに勝つ!」でした。

2012年4月15日、「青いバケツ」の現代版エメーリャとの戦いは2年目となりました。この活動は人々とこの世界をだんだんと変えていくことでしょう。(日刊ベリタより)

 

 

 

『政治家の家』が福島県・南相馬にオープン ー毎月15日に現地でイベント開催

12.05.12 by   カテゴリー: ニュースあれこれ, 文化, 日本, 環境

アーチスト、開発好明さんによる、『政治家の家』が、3月15日、南相馬にオープンした。

以下は開発さんのウェブサイトからのご紹介。

場所は福島第一原発から20キロの南相馬市原町になります。 400m先は今尚封鎖され、住民の方でさえ3ヶ月に一度申請した人だけが帰宅を許される 状態が続いています。

この日を選んだのは、昨年3月15日に3回目の水素爆発によって、一挙に数百キロ圏内に放射性ヨウ素、 放射性セシウムによって汚染し、多くの避難民を出してしまう事になりました。 民間事故調(福島原発事故独立検証委員会)は、放射性物質の飛散が増えたこの日を、住民避難の観点から 「運命の日だった」と指摘しました。 私はこの日を世界最後の原発事故になって欲しいと思い、3.11ではなく3.15世界原発デーとして 開催する事にしました。

この家は、政治家の皆さんに是非現場で感じ、体験して頂くため設置させて頂いたため、政治家以外の方は 休憩できませんが、初日にはささやかなオープニングを行いたいと思います。

是非この機会に、福島、南相馬、飯館村の現状を体感して頂き薄れ行く、震災の痛手を共有できたらと思います。

また毎月15日には地元の活動家、作家などをお招きし様々なイベントを開催予定ですので、こちらも合わせてご来場頂けたらと思います。

外観は会期中いつでも外からご覧頂けます。

開発好明

*福島・南相馬市で、福島第一原発事故の警戒区域が4月16日午前0時に解除された。新たに3つの区域に再編され、一部を除いて立ち入りが自由になる。南相馬市は約4000世帯が警戒区域に指定されていたが、16日から、放射線量によって新たに3つの区域に再編された。「帰還困難区域」は自由に立ち入りできない。線量が比較的低い「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」は、宿泊はできないものの、立ち入りは自由になる。

次回のイベント

5月15日 「山菜撮り」山菜は食べれなくなりましたが撮影会で季節感を味わうイベント。11時ー12時

5月も門脇篤さんUstream中継しながら車で現地入りします。 仙台から参加したい人は14日までに門脇さんに連絡を080-4357-7035 もちろん直接現地でも大歓迎。 東京からは開発に連絡を、4名まで相乗り可能です。

門脇篤 篤 1969年、仙台市生まれ。仙台や東鳴子温泉、塩釜本町通り商店街をはじめ各地で「まちとアート」をテーマにコミュニティアート型の取り組みを行ってい る。Ustreamやツイッターなどソーシャルメディアの他、業界新聞的な身内雑誌制作など「マイクロメディア」に立脚したメディアを展開中。Ustream中継「政治家の家より」のアドレスは http://www.ustream.tv/channel/seijika

 

=下記は各政治家の皆様へお送りする招待状となります。

政治家の家

ご休憩ご招待状

昨年の3月15日の原発の事故を受けて、様々な事が議論され実践されて来た事と思います。 その今後の方針が私達市民にとってより良い未来へと続く決断をして頂くため、現地の空気を肌で感じて頂くために、現地入りされていない、政治家の皆さん限定の無料の休憩施設『政治家の家』をオープンさせて頂く事になりました。

場所は、福島原発20キロ地点近くに位置しています。 400メートル程で立ち入り禁止の警戒区域になります。

是非この機会に一度、南相馬市に入るために無人の飯館村を通りながら、福島の現状とそこで生活する地元の方々の思いをたった一日の機会ではありますが感じて頂けたらと思います。 そして、日本の未来のエネルギー政策がより良い方向に進むために、この家が使われる事を心から願っています。

*この施設は、今後の原発問題の是非について考えて頂くため政治家の方のみの休息所とさせて頂ます。 *できれば、お一人でいらして下さい。無人となった飯館村、人口の減った相馬市を静かに体験して頂きたいと思っています。

ご希望の方は、管理者である開発好明(美術家)までメールにてご連絡ください。 kaihatsu@pp.iij4u.or.jp 開発の活動内容 http://www.yoshiakikaihatsu.com/ 政治家の家(写真)http://www.yoshiakikaihatsu.com/index5.html

住所:福島県南相馬市原町区益田西迫23(県道120号沿い) 注意:閉鎖エリアがありますので車のナビをお使いの方はご注意下さい。

東北道福島西インターから115号、烏谷野交差点左折 4号線に入る。仲間町交差点を右折、国道144  南相馬方面 国道349 県道 12 本町2丁目交差点 右折 県道49号そのまま直進 県道120号

●休憩 可能期間3月15日ー8月15日まで(施設利用は1名のみ ) ●部屋は4畳  ●休憩料金は無料ですが、次の方のため清掃を行ってください。 ●長時間滞在の方は寝袋をご持参下さい。 ●電気はございません。 ●現在の放射能状態 0.36マイクロシーベルト 平常値0.05 (NHKオンラインデーター)

事故、事故後のデーター 3月12日15時半ごろ 原子炉1号機 水素爆発 3月14日11時ごろ 原子炉3号機  水素爆発 3月15日06時14分ごろ 原子炉2号機   水素爆発2号機が水素爆発した3月15日一挙に数百キロ圏内を放射性ヨウ素、放射性セシウムで汚染した。

放射線テレメーターインターネット表示局 http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/earthquake/doserate.html

 

ーーー 政治家の家 オープニングセレモニー(修了しました)  ーーーーー

●3月15日 朝6時より 黙祷(3度目の事故時間)

内覧会(6時ー12時まで)

住所:福島県南相馬市原町区益田西迫23(県道120号沿い) 注意:閉鎖エリアがありますので車のナビをお使いの方はご注意下さい。

■車で来られる方は(目安) 東北道福島西インターから115号、烏谷野交差点左折 4号線に入る。仲間町交差点を右折、国道144  南相馬方面 国道349 県道 12 本町2丁目交差点 右折 県道120号

開発携帯080-3435-9670

 

 

「原発ゼロ」と関西のマスメディア・新聞

少し日がたってしまいましたが、備忘も兼ねて書き留めておきます。

昨年3月11日の東日本大震災と、東京電力福島第一原発事故の後、全国各地で定期点検入りした原発がそのまま再稼働していない中で、最後の1基になっていた北海道電力泊原発3号機が5月5日、定期検査入りし、午後11時3分に発電を停止しました。翌6日午前4時には、原子炉の運転を完全に停止。日本の商業用原発がすべて運転を停止する状況となりました。商業用原発が2基だけだった1970年以来、42年ぶりのことです。これから日本の原発をどうするのかについては、即時廃止、段階的廃止、一定数維持など、選択肢がいくつかありますが、この時点で「原発ゼロ」が現出したことは、社会的な関心がきわめて高い、大きなニュースだと思います。

わたしが住む大阪でも、大手紙の6日付朝刊(大阪本社発行の最終版)は、朝日、毎日、読売、産経が1面トップ、日経が1面準トップでした。関西では、福井県にある関西電力大飯原発3、4号機を再稼働させるかどうかをめぐり、隣接する京都府、滋賀県の両知事のほか、橋下徹大阪市長や橋下氏が代表の「大阪維新の会」幹事長の松井一郎大阪府知事は一様に慎重姿勢を見せています。とくに橋下氏と大阪維新の会は、次期衆院選で国政に進出する方針を表明しており、政府の原発再稼働方針に激しく反発し、総選挙での争点化も企図しているようにうかがえます。しかし一方では、橋下氏は大飯原発が再稼働せずに今夏の電力需要ピークを乗り切るには、企業支援のための新たな増税が関西の住民に必要と発言(4月26日の共同通信の関連記事)。高い支持を誇る橋下氏の「増税発言」がどのように受け止められるのか、新たな要因も出ています。大飯原発の再稼働問題では、福井県が電力消費地である関西の理解を得るよう政府に要望しており、仮に福井県が政府方針を了承したとしても、直ちに再稼働するのかどうかは不透明だと、わたしは受け止めています。

いずれにせよ「原発ゼロ」が終わることがあるとすれば、現状では大飯原発3、4号機の再稼働しか考えられず、そこに関西地域の意向が無関係ではないとすれば、関西のマスメディアがこの問題をどう報じるのかを考察することも、今後、わたしたちの社会が原発問題と向き合う上で何がしか意味があるのではないかと思います。「関西地域の意向」も、それが自治体首長の意向なのか、それともほかの何らかの形で表れる民意なのか、といった問題もあるでしょう。

実は今月下旬、ある勉強会の場で、大飯原発の再稼働問題をめぐって地元の意向と在阪のマスメディア、中でも新聞各紙の報道について報告をすることになりました。その準備も兼ねて当分の間、上記の問題意識のもとに、在阪各紙や京都新聞、神戸新聞などの報道の中で、目に留まったものを随時、書き留めていきたいと思います。

今回は「原発ゼロ」を伝える各紙5月6日付朝刊の主な記事と見出しの記録です。全国紙はいずれも大阪本社発行の最終版です。

【朝日新聞】

▽1面

トップ「原発ゼロ 節電列島」「再稼働なき夏 現実味」

竹内敬二編集委員「電力選択 国民の手で」

「企業、連休中に『作りだめ』」(3面に続く)

▽2面

「原発 決別か依存か」「政府 方向定まらず」「世論の反発、想像以上」

▽3面(1面から続き)

「夏の電力 自ら守る」「企業備え急ピッチ」

「需給予測さまざま 『16%超不足』『足りる』」

「『家庭向け、12%減を』関電管内 シンクタンク案」

「関西自治体知恵で勝負 節電税で奨励金・昼間の休暇・宝くじ」

▽8面

社説「『原発ゼロ』社会(下) 市民の熟議で信頼構築を」

ザ・コラム「ふたつの『レベル7』 福島は違う道をたどれるか」(渥美好司福島総局長)

▽34面(第2社会)

「原発止めたままに」「福島→福井400キロ避難の女性」

「『ここから再び一歩』各地でデモ」

 

【毎日新聞】

▽1面

トップ「国内原発 稼働ゼロ」「全50基 42年ぶり」「大飯見通し立たず」

倉重篤郎論説委員長「ゼロから考える好機」

▽2面

「頼みの火力は老朽化」「急停止 停電の恐れ」

「国に安全確保要求 立地首長」

▽3面

「再稼働 政府誤算続き」「手続き批判 伊方頓挫」「規制庁未発足 体制整わず」(原発ゼロ 下)

「質問なるほドリ 原発事故の心配はなくなったの?」

▽5面

社説「国のかたちを考える 8エネルギー 原発『出口戦略』を練ろう」

▽6面(経済・総合)

「『脱依存』見えぬ将来像」「電源構成巡り紛糾」

▽31面(第1社会)

「生き方 再考の日」「各地で市民集会」

「労技術者 ジレンマ」「大阪万博に供給の自負」

▽30面(第2社会)

「節電8割前向き」「『周辺も同意必要』62人」(100人アンケート)

「政府の対応に不安=山形・自主避難の主婦」(「原発ゼロに思う」)

 

【読売新聞】

▽1面

トップ「原発50基 全停止」「42年ぶり 泊3号機検査」

▽2面

「規制庁メド立たず」「敦賀市長『判断の土壌乗れない』」「大飯『地元同意』溝深く」

丸山淳一経済部長(東京)「再稼働は拙速か」

▽3面

「節電の夏 綱渡り」(スキャナー)

「対策費『数億円』の企業も」「火力、無理やりフル稼働」

▽6面(国際)

「ベトナム『原発継続』期待」「角国、日本の廃炉注視」(バンコク、ウィーン)

▽30面(第2社会)

「停電 おびえる命」「人工呼吸器 電源確保に苦心」

「涼グッズに熱視線」

「『再稼働反対』500人デモ行進 御堂筋」

 

【産経新聞】

▽1面

トップ「電力不足 リスク連鎖」「原発稼働ゼロ 42年ぶり」

「経済停滞/熱中症増加/途絶える技術」

▽2面

主張「異常事態から即時脱却を 安全技術の継承は生命線だ」

▽3面

「節電20%超 企業悲鳴」「『いつまで協力』『業績回復に水』」

「計画停電 観光・医療も影響」(関西電力管内サイド)

「活気戻れ 再稼働期待」(泊村)

▽26面(第2社会)

「『大飯再稼働を』『安全大丈夫?』」(大飯町表情)

「『地元同意』連休明けヤマ場」

 

【日経新聞】

▽1面 ※トップは「米マイクロンが買収へ(エルピーダ)」

準トップ「国内原発 稼働ゼロ」「42年ぶり、泊3号機が停止」

「『エネルギーを問う』第5部原発ゼロの試練・下 再稼働へ条件整備急務 手探り続く安全対策」

▽3面

「再稼働 月内決着は微妙」

「電力確保、見通せず 周辺自治体 政府に不信感」

「企業、自衛策急ぐ 生産分散や自家発電」

「脱石油戦略岐路に 原発、事故・不祥事相次ぐ」

▽30面(第2社会)

「『泊』停止に地元複雑」「村の経済痛手/再稼働は慎重に」

社会面に見開きで関連記事を展開したのは毎日だけでした。毎日の第2社会面の「100人アンケート」は、大阪本社と管内の総支局が、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、福井、石川、広島、岡山、島根、香川、愛媛の各府県で取材したものです。

以下に、京都新聞と神戸新聞の主な掲載記事と見出しも記録しておきます。

【京都新聞】

▽1面準トップ「国内全原発が停止」「42年ぶり 泊3号、定検入り」 ※トップは北アルプス遭難8人死亡

▽2面:社説「『生き方』考え直す契機に」

▽3面:表層深層「夏の関西 計画停電も」「『大きな無理お願い』」「経産相言及 企業の自衛限界」

識者談話「『エネルギー危機』象徴」=吉川栄和・京都大名誉教授

識者談話「『全廃炉』の出発点に」=小林圭二・元京都大講師

▽第2社会面「節電成功し全廃炉実現を 関電京都支店前で集会」

「動かさないのが現実的 被災地」「仕事激減、早期再開を 立地県」

【神戸新聞】

▽1面準トップ「国内の全原発停止」「42年ぶり 電力政策、転機に」 ※トップは北アルプス遭難8人死亡

▽3面「原発ゼロの夏 現実味」「計画停電 実施含み」「関電管内 企業、自衛策に奔走」

大型識者談話「地域間格差 解決策示せ」=社会学者開沼博氏

識者談話「再稼働、極めて困難」=危機管理コンサルタント田中辰巳さん

識者談話「現実見据え、冷静判断を」=奈良林直・北海道大教授

▽第2社会面「稼働ゼロ 兵庫の問い」「未来へ記念すべき日・地域経済に打撃深刻」(「原発考」)

「国策に揺れる旧炭鉱村 泊」

(ブログ「ニュースワーカー2」より)

 

お勧め番組 13日「NHKアーカイブス NHKスペシャル 沖縄 安保と基地の間で①」 ほか

週末の番組案内です

12日(土)

午後8時 BS日テレ 「イタリア 小さな村の物語 チェッレ・ディ・サンヴィート」

●午後9時 BSジャパン 「池上彰のやさしい経済教室 本当に年金はもらえるのか」

午後9時 NHK総合テレビ 「NHKスペシャル 元祖カワイイ 世界を駆けるニッポンブランド」

●午後10時 NHKBS1 「ドキュメンタリーWAVE 嘆きのギリシャ 700ユーロ世代の真実」

13日(日)  午前10時 テレ朝 「報道ステーションSUNDAY」

●午前10時5分 NHK総合テレビ 「復興サポート 福島発 エネルギーシフト」

◎◎午後1時50分 「NHKアーカイブス NHKスペシャル 沖縄 安保と基地の間で①」

※2000年の番組の再放送です。これはぜひとも見てください。こうした番組を見て、本土が沖縄に何を押しつけてきたかを知るだけでも、必要でしょう。

◎午後3時半 NHKBSプレミアム 映画「東京物語」

※監督小津安二郎の最高傑作です。現代における家族とは何か? 近代資本主義が日本の家族を崩壊させたことを、実に淡々と描いていきます。

◎◎午後8時 NHKBS1 「ドキュメンタリーWAVE 脱原発の街は生き残れるか ドイツ 小さな街の再生への模索」(再放送)  ※日本の未来をも指し示す、興味深いドキュメンタリーです。

◎◎午後10時 NHK教育テレビ(Eテレ)

「ETV特集 本土復帰40周年 テレビが見つめた沖縄」

※とにかく、見てください。NHK内部のジャーナリストの底力は、教育テレビ(Eテレ)とBSで示されます。

◎午後11時半 NHK教育テレビ(Eテレ) 「サイエンスZERO シリーズ原発事故(7)”冷温停止状態” 浮かび上がる課題」  ※この番組も、原発事故に関しては、なかなか的確で鋭い指摘をしてきました。さすが教育テレビ(Eテレ)。同じNHKでも、政府の主張を垂れ流すだけの総合テレビ、とくに「ニュースウォッチ9」などとは違います。NHKの2つの面を知るために、これも参考になるでしょう。

(大妻女子大・波津博明先生のメールより)

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